【ヒプノシスマイク】うさポリさんとの結婚生活【入間銃兎】 (ページ21)

今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:42,878 hit

② ページ21

銃兎ｓｉｄｅ

寝起き早々、俺の理性を煽りやがるAだが
当の本人は、寝ぼけ眼をこすって「ねむーい」とほざいている

『てか銃兎さん、こんな言葉知ってる？「春眠暁を覚えず」』

「ああ、春の夜は眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまうことだろ。」

『銃兎さんはないのー？』

「いつも夜遅くまでゲームしている奴には言われたくない」

こいつは夜遅くまでゲームをしている
勉強をするときはイヤホンつけて音楽聞きながらしているのだが
最近はイヤホンつけてまでスマホゲームしているのをよく見ている

正直スマホゲームに嫉妬しまくったこともある…

『いやー、イベントが昨日までだったんだよー、ライフを減らしてから寝ないともったいないじゃん？』

「俺に同意を求められても分からねえからな？」

『銃兎さんならわかってもらえると思ったんですけども。』

「残念だったな」

隣からむかつくーとか言ってくるがそこも愛おしいところだ
何を作ろうか考えていたら、顔洗ったAが「何作るのー？」と聞いてきた

まだ寝癖がちょっとでていて可愛いなと思ってたら
「ちょっとなに笑ってるのさー」と頬を膨らまして怒っているものだから
笑みがこぼれる

「寝癖直ってないですよ。ほら鏡」

『あ、ほんとだ！』

ちょっと直してくる！と言って洗面台に駆け出すAだったが
ドンと鈍い音がした
その先ではタンスの角に小指をぶつけて、痛み悶えているAがいた

全く…おっちょこちょいなんですから。
まあそれも含めて好きなんですけどね、私は。

『…痛い』

「相変わらずのドジっぷりですね。ほら保冷剤持ってきたからそれでぶつけたところを冷やしてなさい。寝癖は私が直しますから」

ありがとーと言いながら自分の肩に倒れこんだ
やりずらい…と愚痴をこぼすように言ったら
銃兎さんに甘えていたいのーとかいいだすのだから…

『あ、朝ご飯フレンチトーストがいい！』

「たまにはいいですね。じゃあそれにしましょう」

『やった！！甘々なのがいい！』

「わかりましたよ。」

今日は甘党にゃんこ系娘の我儘を聞いてやるか。