【ヒプノシスマイク】うさポリさんとの結婚生活【入間銃兎】 (ページ20)

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穏やかな春の日ページ20

『ん…にゅ』

あれから私は寝落ちしちゃって全く覚えてない…
…というよりもここは

「ああ、おはようございます。よく眠れましたか？」
とにこやかに挨拶する入間銃兎さん。
その言動の奥から「何先に寝てんじゃ」っていう声が聞こえる…

「寝顔が凄く可愛らしかったですよ」

『じゃあ寝ますね、おやすみ。』

「ＳＴＯＰＳＴＯＰ.何２度寝しようとしてんだ。」

『寝顔が可愛いっていうから、また寝ようと思ってだな…』

「起きてる時も十分可愛いですよ」

『またまたー』

と言いつつもまだ眠いので銃兎さんに抱き着いて寝ようとするも
ほっぺたを触って安眠を妨害してきたのであった

『今日はうさちゃんが作ってよ…眠い』

「だれがうさちゃんだ。」

左馬刻が言ってたよーと言ったら、左馬刻の真似すんなとおでこをぺしっと一叩き
うさちゃんってネーミング好きなんだけどな、私。

「うさちゃんならここにいるじゃないですか、あ、貴方の場合は猫でしたか。寒がりで人にすり寄るところがそっくりだ。」

『私は猫じゃないですー』

では、私はうさぎではないですとばしっと切ったのだが、残念…
君には兎が入ってるんだよ。銃兎君…

『え、銃兎さんはうさぎじゃん。ほら名前』

「だけど性格は兎の真逆だろうが」

『じゃあうさみみ買ってくるね。」

「ほぉ？ならお前につけさせてやるよ」

『え、銃兎さんにつけないと意味ないんですよ。私兎じゃないし。』

なんなら猫パンチもお見舞いするぜぃといったら
寝言は寝てからいえと切り捨てられた

「ほら、さっさと起きろ。」

『え、今日休みじゃん。ゆっくりしてようよ。』

「今日は俺が作るから、温かいうちに食ったほうがうまいだろうが」

『ふとんと離れたら死ぬ病なんだけど』

全く仕方ないなーと言って離れるかと思ったら、そのままお姫様だっこしてきた
ふにゃふにゃしてて可愛いとか言ってるが
私は君の顔が近すぎて私はやばい…

『顔良すぎるよ…』

「知ってますよ？」

『ひぃ、わかっててそういうのは狡い…』

「まったくおちょくるのも大概にしろよ？天ボケ娘」

こうしてまた銃兎さん手作りの朝ご飯を食べたのだった。