【ヒプノシスマイク】うさポリさんとの同居生活の記録Ⅱ【入間銃兎】 (ページ22)

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銃兎side

銃「あいつはどこにいんだよ…」

Aがいなくなっても１週間たつ
幸いにも、大学は春休みに入っているので学業には問題ないのだが、
あいつがこの置手紙を置いていったのが気がかりなのだ…
ずっと寝る間を惜しんで。そして左馬刻や理鶯一緒にあいつを探しているのだが、もうヨコハマにはいないらしい…

そして、家には左馬刻と理鶯がきている。

左「Aのやつ…なんで…」

理「そういえば、Aが小官のところに来た時になんか言ってたぞ。」

銃「何言ってたんですか！？」

理「どうやら銃兎にも言えないことだっていって、詳しく話してくれなかった」

銃「それから以来帰ってきてないんですよね…」

はあ、と一つため息をつく。
やはり、仕事切り上げてあいつといるべきだったとあの時の俺を責める
だけど、それを言ったらあいつも俺のことを気遣う人だから、仕事いけ仕事いけっていうんだろうな…とか思ってしまう。

俺にも話せないこと…？まだ話せないことがあったのか…
それともあいつ自身も知らないことか…？

それとも、あいつが知らないうちに巻き込まれている…？

左「なあ、銃兎。あいつは中王区の施設出身だって言ってたよな？」

銃「ああ、神宮寺寂雷がそういっていただろ。」

左「もしかしてよ、あいつ中王区の…」

銃「それだけはねえよ！！！ねえと信じてえよ…だけど…」

左「…何があったか中王区にいかねえといけねえってことか」

銃「だが、あそこは基本男は通行証がねえと入れねえよ。」

理「なら、渋谷にいくのはどうだろうか。」

あ、そうか渋谷に行くという手もあるのか…
あいつと有栖川帝統は幼馴染…ということは、渋谷に家があるということか…

銃「ありがとうございます、理鶯。ちょっと渋谷まで行きましょう」

左「まあまてや」

と珍しく落ち着いた様子で腕をつかむ
あいつのことで慌てるなんて俺らしくない。

左「その前に腹減らねえ？」

銃「あ？飯なら自分で作れや！！」

理「では小官がこの辺で狩ってくるからちょっと」

銃「いや！…今から買い出しに行きますので…ねえ左馬刻」

左「お…おう…それかまたファミレスいくか？」

銃「それもいいですね！それでAのことも調べることもできますし…」

理「なら仕方ない。ファミレスにいくとするか」

なんとか理鶯を説得し、俺たちはファミレスで飯を食い、渋谷へ向かったのだった。