【ヒプマイ】うさポリさんと同居しています【入間銃兎】

同居生活8日目 ページ9

銃兎さんが家に入ってきたなりじろじろと部屋を見ている

というかなんで昨日知り合った警官さんが私の家にいるんですかねー？


銃｢とりあえず飯…作ってみろや｣

『はぁ！？いやそんな命令されても』

銃｢俺は腹が減っているんだよ！！はよ作れや｣


そう言われ冷蔵庫の中は…
ぜんっぜんはいってねー
今までコンビニ弁当とかで済ませることが多かったからなぁ
うん仕方ないこの際銃兎さんには諦めてもらおう。


『銃兎さん、大変申し訳ないのですが食材がないのでまた今度で』

｢…たく、スーパー行くぞ｣


と言われ連れていかれたのは近所のスーパー
んー、まてイケメン警官がスーパーで買い物…ぷぷ


銃｢今笑っただろ、しょっぴくぞ｣

『笑ってませんよー。ぶっ』

銃｢いや、笑ってるだろ。｣

『ごめんってばー、だからほっぺたを抓るのはやめて下さい』


＊＊＊


そんなこんなで買い物しているのだが
何を作ろうか
とりあえず銃兎さんの好きなもので
…難しくなかったらいけるかな？


『銃兎さんは何が好きなんですか』

銃｢うーん、基本ゲテモノ以外は好きですよ｣


ゲテモノってなんやねん
てか、ゲテモノ以外って幅広いな


銃｢何を作ろうかと迷っているのですか？ならカレーとサラダをリクエストしてもいいですか？｣

『ありがとうございます！まずは野菜コーナーですね！』

銃｢おい、そっちはお菓子コーナーだ！ったく
お子様かよ…｣


＊＊＊


そして食材を無事手に入れ、
カレーとサラダを作っているのだけど


銃｢…｣


そんなにジロジロ見られてたらやりずらいじゃん
てか昨日の料理並みに作れる自信がない…
実は本格的な料理は初めてするし…

そう考えながら玉ねぎを切っていたら
目が痛くなって手を切ってしまった


『いっ』

銃｢いわんこっちゃない…手を洗うぞ｣

『ごめんなさい…よし、あとは絆創膏貼ってと…』

銃｢たく、考え事してたんだろ？
『昨日のみたいにちゃんと作れるだろうか…』とか｣

『…ぎくっ』

銃｢図星かよ｣

『うう…』

銃｢俺も手伝うからメソメソすんな。いいな？｣


そんな銃兎さんがすっごく頼りになって
ああ、こんな父親だったらな…なんて考えていた。
きっとこんな人とだったら幸せになれるんだろうなとか…

きっと、病気のことも理解してくれるのかな？


銃｢…｣

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