22話 ページ24
ボロボロとこぼれ落ちる滴。
ダメだよね。私にこんなシリアスな展開似合わない。
わかってる。わかってるんだけどさぁ。
落ちていくんだから仕方ないじゃん。
止まらないんだってば。なんで止まらないんだよ。
『私だって。やりたいに決まってんじゃん。』
全く。何言ってんだよ。やらないって決めたのに。やれないのに。
バカじゃん、私。
いつのまにかついていたのは誰もいない公園だった。
たくさんの花が咲いているようだけど、あまりよく見えない。
唯一の光は月である。
美しすぎる満月が少しにくかった。
『もう何考えたくないや』
「じゃあ僕のところにおいで」
そっと後ろから抱きしめられる。
振り返るまでもなく声でわかる。
天月さん。
『なぜです、、？』
天「だって何も考えたくないんでしょ？僕の家に来てよ。少しでも忘れられるように。」
帽子のお礼！という天月さん。
私はお言葉に甘えていくことにした。
天「はい！入っていいよ！」
『お邪魔します。』
綺麗に片付けられている部屋の中。
シンプルに綺麗だという感想しか出てこない。
座って、と椅子を引いてくださる。
天「どーする？ご飯。食べる？それともお風呂入る？」
なんか新婚夫婦みたいじゃない？←テンションが戻った。
でも今はご飯は食べたくないなぁ。お風呂かな。
『お風呂でお願いします。』
じゃあ行っておいで、と。ここかなお風呂。
入ろっと。あ、今私ウィッグつけてるんだっけ。びっくりするだろうけど取ろう。仕方ない。
外したらわかっちゃうかな？まっ、わかんないよね！
わぁ、お風呂広っ。
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そら - お身体大丈夫ですか？凄く楽しみにして待ってます。更新頑張ってください( ´ ▽ ` ) (2018年11月18日 13時) (
レス) id: 1a2852e490 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃくん - 更新待ってます！ (2018年10月27日 10時) (レス) id: 6997cca462 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 更新頑張れ 応援してるぞ！ 急に来る奴でごめん (2018年9月1日 19時) (レス) id: 44511884a8 (このIDを非表示/違反報告)
飃 - 千瀬ydsさん» 私はゴミです(←)気長に待ってます！(*´∇｀*) (2018年8月5日 6時) (レス) id: 20dbb851d6 (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち - 作業員さんがイケメンすぎて禿げた (2018年8月1日 14時) (レス) id: e99bfcca08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千瀬yds | 作成日時：2018年5月27日 21時
