第２０８話【ドキドキのお泊まり】 ページ36
香澄side
藍君の家なんて初めて
そんな事を思っていると家に着いた。
先にお風呂に入らせてもらった。
お風呂から出てきて藍君と
入れ違いで代わる。
私はソファに座る。
すると寝てしまった。
藍side
藍「香澄、僕の部屋のベットで寝て⋯って、こんな所で寝てるなんて風邪ひくよ⋯」
しかも男の家で⋯って
まあ、僕が呼んたんだけど
そう思いながら香澄を抱き抱える。
そして僕の部屋に行きベットに寝かせる。
僕はベットの脇下にある椅子に腰掛けた。
夢「！⋯あ、あれ？
ここって？藍君の部屋？」
藍「うん」
夢「⋯そっか」
ベットに潜り込み目だけを出して言う。
夢「そこで寝るの？」
藍「うん」
夢「寒むくない？」
藍「大丈夫だよ」
夢「少し肌寒いでしょ？」
藍「まあ、少しね」
夢「私、もう少しこっちにいくから
⋯これで寝られるよ」
藍「いや、僕一応男だから」
夢「藍君だから大丈夫」
藍「⋯！」
僕だから大丈夫って⋯
夢「それとも私の近くにいるのは嫌？」
藍「そういう訳じゃない」
僕は仕方なくベットに行く。
布団に入ってベットのふち側に向く。
夢「なんでそっち向くの？」
藍「静かにして、もう寝て」
夢「むぅ⋯分かったよ」
＿＿
香澄side
私は壁側を向いていたが寂しくなり藍君(背を向けているけれど)に抱き着く。
藍「！⋯香澄、可愛いすぎるでしょ」
私の方を向いてきた。
そして温かさが唇に触れた。
ゆっくりと離れた。
藍「可愛いことするから
こうしたくなるんだけど？」
夢「藍君⋯ふふっ、少し嬉しいかも」
藍「そうもう寝て、おやすみ」
夢「うん、おやすみ」
＿＿＿
第２０９話【ふたりの時間】→←第２０７話【お泊まりのお誘いの意味は？】
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作者名：林檎 | 作成日時：2016年7月23日 12時
