検索窓
今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:35,884 hit

Quatre-cent-vingt-sept ページ42

『ほんっっっとにお世話になりました!』

「いやいや、こちらもオーナーがいつも世話になってるし」



イタリアについて、
まずはリオのお店のオステリア・ラ・ローカにやってきた


リオ本人は今頃遠月で授業中だけど
目の前にいるのは
リオがいない間の仮のチーフさん

僕も助っ人やらせて貰った事があるし
その時にも良くしてくれた




「黒翔君も色々大変だったね、今回は」

『連隊食戟には関わってないんですけどね』

「それでも、何かスッキリしたような顔をしてるよ」

『やはりそう見えますか?』



久々にって事で
賄い料理をもらいつつ、今まであった事を話す



「凄いねぇ…君の学校は」

『同期と後輩たち、今年は個性が凄いですから』

「君もだろ?、モルテ君」

『その呼び名、一生続くとなると
なかなか痛々しいな…』



お互いにクスリ、と笑ってしまう位だから
もう完全に吹っ切れたな



「卒業後はどうするんだい?」

『とりあえず遠月に拠点を置いて
もうちょっとやりたい事があるんです』

「あぁ、ノワール…だったか」

『ご存知でしたか』




やっぱり此処のお店は色々なところに精通しているからか、ある程度スタッフさんでも話ができる



「BLUEなぁ…俺も出たかった」

『36ですもんね』


BLUEについて
早い所だと、もう招待状が届いた人もいるらしい


「どっちで出るんだい?」

『まだ僕が出ると決まったわけじゃありませんよ?』

「何言ってんだ」

『いて』


ふざけて見ると、
コツン、とデコピンをかまされた



「ノワールでも名を上げて、
連隊食戟の時にも盛大に名を上げて、

これで招待状来なかったらWGOの目は節穴認定してやるよ」



表も裏も土台作りはバッチリじゃないか、
と笑われてもね



『ま、確実性になるまで宣伝の手は抜きませんよ
もしも、があったら嫌ですし』

「お、ならうちで助っ人やる?」

『宣伝以前の問題で、此処の手伝いは僕からお願いしたいです』



すると、
ポコッとスマホに通知音がなって



『じゃ、そろそろお暇しますね
パスタ美味しかったです』

「専用に香辛料増やしたからな」

『ラッキー、なんていうべきですか?』

「言っとけ言っとけ」



また来いよ、と
暖かく見送ってくれた


ーーーーーー


ローカを後にして、
待ち合わせの広場までやって来たんだけど…


『まだ来てない、か』


とりあえず噴水の縁に座って
司と竜胆にメールを作っていると



「Ti va di prendere una tazza di tè al bar?
(一杯どう?)」


また典型的なナンパだな
とりあえず

まず僕未成年だし男
色々訂正したい

Quatre-cent-vingt-huit→←Quatre-cent-vingt-six



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
76人がお気に入り
設定タグ:食戟のソーマ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

blu (蒼)(プロフ) - ぷるさん» 「どーも!!、漸くオレの出番なんで、ちゃーんと食ってってくださいよ!」 (2021年4月28日 8時) (レス) id: cb665f2842 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - 続編おめでとうございます!これからワクワクして待ってます! (2021年4月26日 7時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年4月26日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。