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Trois-cent-quatre-vingt-huit ページ5

でも、最初の試験の時に決めたじゃないか
僕はどっちつかずのまま中途半端に連隊食戟から逃げた
だから、その辺の事に関しては何も言わないって


『僕の事より、折角ですから料理を楽しみましょう』

「…っ!」



少し言い方が悪かったか


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(No side)

会場に生徒が集まり始める


「まさか、2-2までもつれ込むなんて…」

「だが…十傑第一席と第二席が負けるわけねえよ!」

「あの九席もいる事だしな」

「なっ!、お前アイツの事認めてんのか」




「だって!、薊総帥だって第一席だって第二席だって認めてるし
俺らに80人を相手に満場一致なんて出来んのかよ!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Side Hayama)



“「さぁさぁさぁ!、Final baoutの前のこちらも最後!!
十傑第九席就任試験!」”



Final boutの前にAの方の勝負も今日が最後らしい
あくまでこれは学外の見世物だから、と
俺ら反逆者側はあの檻に入ることなく見ていられる

幸平達は今朝まで見かけなかったが、
俺にとってはAの勝負も見なければ、と
アイツらに断って一人で来た



“「さぁ!、本日の項目は
フランスが誇る二つ星のオーナシェフ!!!」”



そのアナウンスと同時に
現れるのは中年の男

二つ星って事はそれなりに腕はあるんだろう



“「そして、対するは遠月の死神!!
今まで審査委員の票を取り続けてきたこの人は

2つ星のオーナーでさえ魂を抜いてしまうのか!!」”



たいして、反対側からAが出てくる、

今日は遠目に見ても異変はなさそうだし
今回はアイツの過去に関係しているようなヤツじゃなさそうだ




『お題の籤、そちらがどうぞ』

「…では、そうしよう」



相手が籤を引いて出てきたお題は




“「おっとぉ!!、まさかの香草だぁ!!!!!」”

「…クソ」

『おや…』



俺らの…汐見ゼミでずっと扱ってきたハーブで
最後を飾るにしてはいいお題だな


お題も決まり、
間もなく調理開始で
二人の料理人が向き合う


『貴方の事情は百も承知していますが…


すみません、僕にも大事なものがあるので』

「…いくら逸脱した経験をしたといっても
まだ学生が…俺に敵うと思うな!!」




まだ学生…か、





“「さぁ、調理開始!!!」”




理論の潤、とそれを可能にするのが俺ら
名前は出してねえが、提携先の外部に企業もいる

唯の学生なワケがない



「年齢なんてただの数字でしかねえんだよ」




見せてやれA
お前の腕

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blu (蒼)(プロフ) - ぷるさん» 「どーも!!、漸くオレの出番なんで、ちゃーんと食ってってくださいよ!」 (2021年4月28日 8時) (レス) id: cb665f2842 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - 続編おめでとうございます!これからワクワクして待ってます! (2021年4月26日 7時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年4月26日 2時

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