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「あ、カスザメ君来た」
「おや、今日は随分ゆっくりでしたね」
談話室に降りると
もはや当たり前にこの二人がいて
ジェイド君なんてキッチンでお茶淹れてるし
いい香りがする
「昨日はとてもお世話になりましたので
今朝は僕がお茶を淹れさせて頂きました」
『ん、ありがたくもらうよ...
後アズール君は?』
「もうオクタヴィネルに戻ってった」
『はっや』
「今日は忙しいですからね、ふふ」
一応今日は休みだ
けれど、ユウさんとアズール君の約束は
今日の日没まで
「これでカスザメ君もオレらのお仲間だねぇ」
『まだわかんないんじゃん?』
「おや、僕らが...アズールが
賭けに負けると?」
『いやそんな事はないけどさ』
だって君らおっかないし、と言うと
ニコリと営業スマイルが帰ってくる
しかし
『ユウさん達を侮っちゃいけないと思うよ』
なんとなく、
幸平と同じ感じがする彼ら
昨日も博物館じゃなくて
契約書の方に視点を向けてきた
それが誰かに教えてもらったのか
聞いたのかはわからないけど
『まぁ、期限は今日までだし
どっちも頑張れ』
「ふーん、カスザメ君小エビちゃんの味方なんだ」
『別にそういうわけじゃないよ』
ちょっとマズかったか
朝から拗ね始めたフロイド君
隣のジェイド君の視線が痛いな
『ま、とにかく少し僕も調べたい事があるんだ
もういい時間だろ？』
「おや、今日はモストロ・ラウンジへ
来られるはずでは？」
『先に終わらせたい事があるんだ
その後にさせて欲しいな』
「カスザメくん行かないとアズール拗ねるよー?」
『今拗ねてるのは君でしょうが』
時計を見れば、いつのまにかもう8:00で
いつもより結構寝てたんだな、僕
そういえば
『二人とも、魂君達知らない?』
朝からいるなら、と
聞いてみると
「おや、彼らでしたら
先程出ていかれましたよ」
「厨房に行ってんじゃねえーの?」
行き先は知らずとも
出てくところは見てたらしい
『そっか』
「どうかなさいましたか?」
『いや』
学園長に聞けば...話わかるかな
ーーーCauchemarーーー
［オマケ］
-ﾌﾖﾌﾖ!
-ﾌﾖ
‘‘....’’
校舎のどこか、薄暗い路地に
二つの魂と一人の男性
男性の手には
今までに見た、黒い水が浮いていて
しばらく見つめた後
-ｺﾞｸﾘ
それを飲み込む男
‘‘......ぁ、ア’’
-ﾌﾖﾌﾖ
-ﾌﾖﾌﾖ!?
‘‘......A’’
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blu (蒼)(プロフ) - 錨絡さん» 「えー、アズールみたいに悩み解決する人が呪うのー？、どっかに篭ってるんじゃなくて...って言ったらまた怒られるか」 (2021年9月25日 4時) (
レス) id: 393a0fabbd (このIDを非表示/違反報告)
錨絡(プロフ) - レオナ先輩いいなぁ…！アズールくんが出ないのは呪いだと思ってます。ツムツムイベント頑張ってください！ちなみに私は海の魔女アースラスキル4でアイテム使用で何とか乗り切りました。楽しかったです…！！！！ (2021年9月24日 8時) (レス) @page1 id: b3cb4375d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2021年9月23日 5時
