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『お、いい香りだねコレ』
海の中で魚介系のスープを飲むって言う不思議な体験だけれど
流石に、水揚げの良し悪しなんて作業がないから
香りもとても良くて
なかなか美味い
「あなたは…全く変な人ですね」
『大人になってある程度余裕が出来たんだって』
さっき、僕の話をしたときのアズール君
正直に言うなら、ただの不満顔だった
若いねーって言ったら色んな先生方に怒られそうだけど
『まぁ、君の怒りはもっともだろうと思うし
やり返すことに関しては特に何とも思わない』
「当たり前でしょう、別に止まるつもりもありませんよ」
『おお、過度にならないように』
その返答を想像はしていたけれど
こうも当たるとは
案外読みやすいのかもね、アズール君
すると
「あははは!、ほら逃げなよ
捕まえたら俺の尾びれでぎゅーってしちゃうよ!」
「一時退却しよう!」
丁度街中の上、というか
このカフェから見て海上に近いところを泳いでいく
一年ズと双子が見えて
『こっわ』
「おや、いいんですか」
『まぁ、これに懲りたら次の試験で鴨葱にならないようにって事で
それにユウさんの契約は僕巻き込まれたようなものだしね』
「かもねぎ…？」
『ああ、日本…諺はまだ分からないのか』
というより
諺って概念はここにあるんだろうか
きっと一年ズはそんな悠長な場合じゃないんだろうけど
今はここのカフェの方が優先って事にして
アズール君がおススメと言うデザートを頼んで
暫く待っていると
「そういえば、モストロ・ラウンジのイソギンチャク指導
お世話になりましたね」
『あはは、あのゴーストさんが意外と怖い人でビックリしたやつだ』
「メニューについていくつかお伺いしたいんですが？」
『お、対価は？』
「ここの代金を僕が支払いましょう」
『ラッキー、なんて言うと思うかこら』
いくら支配人だといっても
そう簡単に学生にたかるつもりはないよ
アキラにおこられそうだ
『ま、こんなめったに味わえない経験させてもらったからね
僕の料理のイメージにプラスにはなったし
…それが対価でいいよ』
「そう言うと思いましたよ」
『コラ』
したり顔でカマかけてきたし
タダでは済まないのがアズール君だね...全く
『とりあえず、料理に関しては手は抜かないからね』
「でしたらこのセットなのですが…」
丁度来た盛り合わせをつまみつつ
その場でノートやスマホを取り出して
一気に仕事モードに移り変わる
「アズールー、カスザメくーん」
「おや？
何やら盛り上がっているようですね
…僕達もかけましょうか」
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blu (蒼)(プロフ) - 錨絡さん» 「えー、アズールみたいに悩み解決する人が呪うのー？、どっかに篭ってるんじゃなくて...って言ったらまた怒られるか」 (2021年9月25日 4時) (
レス) id: 393a0fabbd (このIDを非表示/違反報告)
錨絡(プロフ) - レオナ先輩いいなぁ…！アズールくんが出ないのは呪いだと思ってます。ツムツムイベント頑張ってください！ちなみに私は海の魔女アースラスキル4でアイテム使用で何とか乗り切りました。楽しかったです…！！！！ (2021年9月24日 8時) (レス) @page1 id: b3cb4375d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2021年9月23日 5時
