24Quoi?[…は？] ページ24
『やっぱり、最近楽になりましたかね』
「そりゃ、モストロ・ラウンジにほとんど持ってかれてるからな」
「営業時間外に開いちゃうと、ボクらの普段がデカいからね〜ﾋｯﾋ」
食堂を利用する人が少ない分、
最近よく食材が余ってしまう
『まぁ、その分僕等の賄いが豪華にはなるんですが』
「このままでいてほしい、って顏だな」
『はは、そんな事ありませんよ』
「キミもだんだんここに染まって来たね〜」
まじか
『とにかく、今日は申し込みも終わりましたし
解散しましょうか』
「お前の睡眠時間を確保する為にもな」
『はいはい』
「親子だね〜」
珍しくオンボロ寮で試作でもしようか、と
厨房の掃除をしていたその時
-ｼｭﾜｧｧｱ
「「『!?』」」
とっても聞き覚えのある音と
泡を吹きだす、僕の腕
『ちょっ…は!?』
「おいまさか…」
「ちょっと見せて」
突然の出来事に動揺していると
ゴーストさんがコートの腕をめくってくる
本来なら、バングルがある筈なんだけど
『え、何コレ』
そこにあったのは黒いバングルじゃなくて
青っぽい腕輪
「コレ…珊瑚？」
「確かにな」
ｺﾝｺﾝ、と確認しつつ教えてくれるゴーストさん
確かに見た目金属っぽく見えないな…
『それより、潤さん達大丈夫!?』
慌てて中にいた筈の魂君達を呼んでみると
-ｽｨｽｨ
-ﾌﾖﾌﾖ
-ﾌﾖ…
「おぉ、無事だったか」
「でもなんか小さくなってないかい〜」
『あ、ホントだ』
とりあえず問題はないようで
無事に出てきてくれたんだけれど
確かに今までよりサイズが小さく見える
オマケに
『潤さん、何かあった？』
-ﾌﾖ…
萎れているというか、少し様子が変な潤さん
何か変だ
すると
「とりあえず、オンボロ寮に帰って休んだらどうだ？」
「そうだね〜、多分オクタヴィネル寮だから
モストロ・ラウンジの営業中にさっさと帰っちゃえー」
『珊瑚って聞いた時点で想像してましたけど…
やっぱりかぁ…』
多分、ヘルプ行った時だろうけど
直接オクタヴィネルであの三人と話したのほんの少しだったのに
いつ仕掛けられたんだろう？
ーーー
-ﾌﾖﾌﾖ
『大丈夫、潤さん』
厨房を出た帰り道
理由は分からないけれど何か落ち込んだ感じの潤さんを
諫めつつ、オンボロ寮に戻って来た
『ただいま』
明かりもついているし
ユウさん帰って来たのか、なんて思いつつ扉を開けると
そこにいたのはユウさんじゃなくて
「おや、おかえりなさいませ」
「あー、お帰りカスザメ君」
『…は？』
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blu (蒼)(プロフ) - 錨絡さん» 「えー、アズールみたいに悩み解決する人が呪うのー？、どっかに篭ってるんじゃなくて...って言ったらまた怒られるか」 (2021年9月25日 4時) (
レス) id: 393a0fabbd (このIDを非表示/違反報告)
錨絡(プロフ) - レオナ先輩いいなぁ…！アズールくんが出ないのは呪いだと思ってます。ツムツムイベント頑張ってください！ちなみに私は海の魔女アースラスキル4でアイテム使用で何とか乗り切りました。楽しかったです…！！！！ (2021年9月24日 8時) (レス) @page1 id: b3cb4375d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2021年9月23日 5時
