Le rêve de Mort【t.w.s.t.×食戟のソーマ】

・* ページ36

Octavinelle side


「おや、お帰りなさいフロイド」

「コレ土産ー」



さっきのアマレッティをアズールに渡すフロイド



「飴？、シナモンですか…この時間に糖分を取るわけには…」

「どこで拾って来たんです？」

「飴じゃねーし、拾ったわけでもねーし、カスザメくんから渡せって」

「カスザメ？」

「アズールフグにしたカスザメくん」


「おや…こんな不機嫌なアズールは久々ですね、フフッ」

「…で、お前は何か言われなかったんですか？」

「んー、メンドーはやめてねって言われた」

「ほう…」




ジェイドとフロイドの前で、ブリッジ部分に指をあてたアズール




「でしたら、彼の要望通り…


素直に清らかに、仲良くさせて頂きましょうか」







(Est-ce que vous connaissez le fleur mots de canelle?)




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『ﾊｯｸｼｭ!』



ユウさんの地図の通りに帰ってくると、
目の前に現れたのはオンボロ寮

なんか変な気配するんだけど…
ユウさんとグリム君達ここに住んでるの？




ｰｺﾝｺﾝｺﾝ



とりあえず間違ってはない筈…とドアのノックをしたら




「はーい！…あ、お帰りなさい！」

『あ、合ってた』

「おーう！、やっと帰ってきたか！子分その２…ってふな゛！」

『わー、落ち着いて』



子分呼ばわりした事に不満を持ったのか、
グリム君の周りを威嚇するように魂君達が飛び回るのを止めてやる


「それは…？」

『一応僕先生側の人だから、何かあった時用に、って学園長が』

「そっか、大人ですもんね」

『まさか１０歳近く下の子に同い年に見られるとは思わなかったけどね』

「ハーツラビュルの先輩方固まってましたよ」

『あ、やっぱり？…にしても凄いね此処』

「アハハ…オンボロ寮ですから、Aさんのお部屋はこっちです」

『ありがとう、』


ユウさんに案内された部屋はきれいに整頓されていて、机と筆記用具
必要なものは揃っているし、洋服とかは…学園長に給料を期待しよう




『ふぅ…とりあえず無事に初日は乗り切ったー、』



備え付けのベッドに横たわり、そのまま寝落ちしたいけど




『やば、明日のルセット』



慌てて起きてから、机の上のペンをとった





ーーーTravaillez pour la première fois!ーーー







ーーーーーーー

『っし、Ok』


とりあえず明日の分を作り終えて時計を見ると、もう夜遅い


『そういえば…』


少し前…
玄関に気配がしてユウさんが出てくれたけど

誰だったんだ？

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