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・(ちょいと注意) ページ6

(こっからマジの捏造注意)
ーーーーーーーーーーーーー

『よ、追っかけっこはしまいや』

「....」


やっと足を止めた透もどき
ダンマリになってもうたな


すると



「なんだ、ソレ」

『どしたん?』



急に毒吐くやん
まぁ、初期のアイツはこうやったと思うけど



「そんな火傷、俺は知らない」

『...』



そら、覚えてへんのも当たり前やろ
そのままポツポツと喋りよる透もどき



「検挙の後、気づいたら誰もいなかった」

『...ほんで、唯一ボク見つけたんやけど
オマエのサポートにおらんからって訳か』



ひ弱モードまで似とるんか
2人になった途端、コクリと頷き


そして


「なんで、約束を破ったんだ....!」

『...』



苦しそうに吐き出されたその言葉を見とると
ホンマにあん時、
ボクはアイツを呪ったのかもしれんな

東方天サンやないけど、
言葉は力ってのも納得してまうわ



『ごめん』



せやけど




『キミのその怒りはパチモンや』

「....は、?」




あぁ、そないな目せんといて




『キミの記憶にボクおらんやろ?』

「なんで、キミって....」



キミが、透もどきになってしもた訳はわからん
せやけど

巻き込んだ以上、ちゃんと責任は取るよ



『やって、それはボク視点の記憶だから』

「...ぁ」



一気に伝えてキャパオーバーしないように
ちょっとずつ、事実をはっきりさせないと



『キミは、‘‘白鐘Aから見た安室透’’って頭が誤解して、操られとる』

「...ッ!!」


言ってみれば
キミは、‘‘白鐘Aがそう思っている、と
決めつけた状態の安室透’’なんだろう

つまり、ボクは今
心のどこかで、アイツにキレられてると思ってるんや


「....ヒュ」


だんだん透もどき、いや
彼の表情がそっくりやった透からどんどん離れて
呼吸がおかしくなり始めたんで



『落ち着いて』

「ぁ、あぁ...!」



あの時の四十物君みたいに落ち着かせてやると
まだ錯乱しているのか
反応がおかしい



『ボクの記憶に巻き込んでごめん』

「...っ」

『君は安室透じゃない
どうか本当の自分を取り戻せ』





「ぁ...僕、は....」





だんだん彼の目に光が戻りかけたその時



-ガサリ



「そういう事だったのね〜」

「!!」『誰や、アンタ...』



咄嗟に彼を後ろに隠し
反対側から出てきたのは



『中王区か』

「えぇ!」



随分身長の高いオネーさんで
おっかなそうな...



「男の立場でありながら、
上層部の指示から逸脱した行動
並びに中王区へのハッキング...

刑事局としては、そのままにはしておけないわ?」



うそこけ

・(ちょいと注意)→←・(ちょいと注意)



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blu (蒼)(プロフ) - 紫響さん» 『連絡おおきにな、最近ウチの駄作者頭ポーンしとったんやけど、最近の簓君達見てまた作っとるんよ、もーちょい待ってくれるとありがたいわ』 (10月12日 20時) (レス) id: 09b430d25a (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 初コメ失礼します!次の話がパスワード入れないと読めなくなってて困ってます💦 (10月12日 20時) (レス) @page50 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - 「ったく、ケツ叩いて起こさねえとすーぐダラけやがる、おいちゃんから伝えとくぜ、ありがとよ」 (2023年5月5日 18時) (レス) id: 32bbfb5af2 (このIDを非表示/違反報告)
めろり(プロフ) - はじめまして。続き楽しみにしてます。 (2023年5月2日 22時) (レス) @page45 id: 381da42470 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年1月30日 10時

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