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prologue ページ1

(Rei side)

「いくら調べても出やしねえじゃねえか」


Aが言っていた、安室透、加えて
玖珂白に、白鐘A

全部一通り調べたが

例外を除いて
そんな人物存在すらいやがらねえ


「茶番を仕組みはしたが、
こりゃパンドラの箱を開けちまったかぁ?」


ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(Sasara side)


「んー?」

「どないしてん簓」



この山、なーんかおかしないか?
シロの相手はMTC
オレの都合で山には入るつもりはないんやが

どーもこれは…


「渾身のギャグが出かかっとるのに
出えへんムズムズ感やわ」

「お前のダジャレはいっつもしょーもないやろが」

「なんやと!?」



なんて、盧笙と山の入り口んとこおった時




ーバタバタ


「「!!」」


急いで盧笙と二人で
草むらに隠れた、と思いきや


「アイツが失敗したら、
我々で懐刀をとらえよ、との指示だ!」


頭の上から聞こえてくる声は
そのままえらい人数山に入っていっとって


「あれは…」

「言の葉党やな」


それどころやない


アイツ、懐刀


間違いなく
Aにちゃちゃ入れようとしとる奴がおる


「どないする、盧笙」


横に座りこんどる盧笙に振ってみれば


「もう…これはシロさん一人に任せておけんやろ
悩みがあれば聞いたるって、約束しとんねん」


お前もせやろ、とセリフとられてもうて
にやり、と口角が上がる


「せやな、中王区のお偉いさん方
懐刀っていいよった」


つまりはその前には
どついたれ本舗、のライムが来るっちゅうわけで

こりゃいっちょ
俺らの懐刀が折られてまう前に
持ち主が手入れしにいったろやないかい!



ー−−−−−−−−−−−−−ー−−
(Side you)

自業自得なんやろうが


「忘れていませんよね
あなたの仕事は?」


ボクの目の前におる、えらい見覚えのある顔と
あまりなれない制服姿
周りの人らはなんや、意味深な顔しとるけど

今は、そないな事考えとる余裕ないねん




『お前のサポート、やろ?』

「ええ、ですから」



そう答えたれば
ニコリとして懐に手を入れるコイツ

そして、抜かれた手に持っとったのは
久々に見た
黒光りする見慣れた武器で




「裏切者、ですよね?」

『あぁ、せやね』



これはボクのせいや



ー−−−−−−−−−−−−−−




設定

『白鐘A
元警察庁公安部や

偽名は玖珂白と。どついたれ本舗の懐刀

米花町の東都から、コッチの東都に
いっぺん焼かれて先に待っとったアイツらに落とされてん

そん時に、
泣き虫の首席…置いてきてしもたのが
イカンかった、な

すまん』

・(ちょいと注意)→



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blu (蒼)(プロフ) - 紫響さん» 『連絡おおきにな、最近ウチの駄作者頭ポーンしとったんやけど、最近の簓君達見てまた作っとるんよ、もーちょい待ってくれるとありがたいわ』 (10月12日 20時) (レス) id: 09b430d25a (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 初コメ失礼します!次の話がパスワード入れないと読めなくなってて困ってます💦 (10月12日 20時) (レス) @page50 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - 「ったく、ケツ叩いて起こさねえとすーぐダラけやがる、おいちゃんから伝えとくぜ、ありがとよ」 (2023年5月5日 18時) (レス) id: 32bbfb5af2 (このIDを非表示/違反報告)
めろり(プロフ) - はじめまして。続き楽しみにしてます。 (2023年5月2日 22時) (レス) @page45 id: 381da42470 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年1月30日 10時

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