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Quatre vingt dix-huit ページ5

Souma side

結局総合売り上げで久我先輩に勝つ事は敵わなかった
悔しい…


竜「じゃあ店閉めたら田所ちゃんと2人、来いよ!」

創「来いって…」

竜「司瑛士の模擬店! 第一席の作る料理、興味あるだろ?」



司先輩の…‼
そうして田所と竜胆先輩とやってきた山の手エリア



創「スッゲェェェ‼」



始めてきた山の手エリアは未知の世界で!
薙切や一色先輩はこんなとこで模擬店出してんのか‼




司先輩の模擬店へやって来た



「いらっしゃいませ、本日は秋の交響曲と題しまして9品のコース料理をお召し上がり頂きます。

それとこちらはドリンクリストになります
こちらのメニューは遠月学園第90期、黒翔が担当しておりますが、監修全て司が担当しておりますので、コース料理のお供としてぜひご注文下さい」



なんかヤな言い方だな…
わざわざ監修してる事とか言わなくても



竜「あはっ 司らしいぜ」

恵「え、どういう事ですか?」

竜「幸平や田所ちゃん、今不満そうな顔したろ?」

創「だって、あの言い方じゃ黒翔先輩の実力を–」



竜「だからだよ」



どういう事だ?



竜「幸平もわかるだろ? 学外へのネームバリュー」

創「あ…」

竜「Aもそれとおんなじ」

恵「え?」





竜「Aは今まで殆ど学外へ自分の名を知らせるような事はしていないんだ、なのに第一席の店でドリンクとはいえメニュー提供をしてる、

突然現れたAに対して、司の料理を食べに来た美食家達はどう思う?

そりゃそんな得体の知れない奴のメニューなんか頼まねぇだろ
だって、ここは司瑛士の店なんだからさ!」




なるほどな、





竜「まぁAならそれでもいいっていうと思うけど、司がわざとあぁ言うように指示してんだろ
実際、全部司が味見とかしてるのはホントだし」




まだなんも学外に対して信用のない黒翔先輩
司先輩が自身のネームバリューを使う事で
注文をさせ、実力を認めさせようとしてるって事か



恵「仲が良いんですね」

竜「ま、アタシも含め中等部からの付き合いだしな!」

創「にしてもこのドリンクリスト…」



酒多くね⁈



竜「安心しろよ、ちゃんと横にノンアルって書いてあるだろ?」

創「あ、ホントだ」





中に入って卓へつけば
薄暗い店内の中、スポットライトに照らされた司先輩が作業を始めていた



恵「まるで舞台、司先輩の周りだけ世界が違って見えるよ」



あたりを見回して思う

創「テーブル3つだけっすか?」

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(プロフ) - 真津奈(matsuna)さん» 葉「ありがとな…話の展開についてはだいぶ自信なかったそうだが、報われたそうだ。良かったらまた来てくれ」 (2020年5月9日 16時) (レス) id: 2152f1787e (このIDを非表示/違反報告)
真津奈(matsuna)(プロフ) - 主といい、話の展開といい、凄く好みです!毎日楽しく読ませていただいています!更新頑張ってください! (2020年5月9日 8時) (レス) id: 349d08508f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月5日 5時

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