面倒くざがりな風紀委員4 (ページ31)

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96話ページ31

マーモンさんが帰って来ました

僕「お帰りなさいマーモンさん」

マモ「ただいま」

現状を説明しますと…
ボス→ソファーの上で爆睡
レヴィ→ベルさんにナイフを投げられて白目向いて気絶
ルッス→フリフリエプロンを着てお料理
僕→ボスとは違うソファに座って武器のお手入れ
ベル→僕の膝を枕にお昼寝
マーモン→窓から帰還
こんな感じです

マモ「…もしかしたら、ボクの呪いは解けないかもしれない」

僕「え…？」

マモ「…でも、ボクは諦めないよ
誰がなんと言おうと、ボクはボクの呪いを解く」

僕「…。取り敢えず目先の敵をどうしますか？
ヴィンディチェをどうにかしないといけませんよ」

マモ「他の奴らもヴィンディチェに奇襲を受けていたんだ
兎に角、1人であいつらに当たるのは無謀すぎるよ。常に1人にならないように行動しないと」
僕「団体行動ですか…うち(ヴァリアー)とは無縁の言葉ですねぇ…」

マモ「…個人が強いからね」

僕「まぁ、出来ないわけでも有りませんし
ヴァリアーは比較的損害も少なかったです
マーモンさんの呪いを解くために頑張りましょう」

マモ「…ありがと」

僕「お礼は抱っこさせてくだされば…」

マモ「…ふん！」

僕は本当は赤ん坊じゃないんだからね
と言いながらも僕の腕に収まってくれるマーモンさん

僕「もう直ぐ元の体に戻ったらこうして抱っこできなくなるじゃないですか
今のうちにやっておこうと思って」

殺し屋の僕らにもつかの間の休息を