もしも銀魂にトリップしたら7

第342話 ページ42

来ないでほしい人2トップが来てから大分日が経ったある日

九ちゃんにお妙ちゃんの家に集まって欲しいと言われて、私と万事屋、九ちゃんが志村家の広間に座っている

九ちゃんの頭の上には小さいお猿さんが1匹

九「さるお方だ」
銀時「なにそれ。笑えばいいの？」
新八「要するにどー言うことなんですか」

九ちゃん曰く
このさるお方は将軍家の所縁の方の元にいたのだが、悪さを繰り返し、困り果てていた…
そこで、柳生家に躾の依頼が来たと

いや、自分のペットの躾くらい自分でやれよ…
厄介払いしただけで連れ戻す気無いでしょ

そう思ったのは私だけじゃ無いみたいで

銀時「要するに厄介者押し付けられたってワケね。かつての将軍家後指南役が猿公後指南役たァ盛者必衰の理だねェ」

Σぱぁんっ！

銀さんが喋り終わるか、終わらないか
そんな絶妙なタイミングで投げつけられたう○こ

銀時「くっさ。なんだコレ」
九「気を付けろ。無礼な振る舞いには糞を投げてくるぞ。素行は悪いが、プライドだけはセレブなんだ」

う○こ投げる時点でセレブでは無いよね？

まぁ、兎に角
九ちゃんはこの、さるお方を育てることに異論はない…と言うより、異論できない

でも、このさるお方には名前が付いていないので名前を一緒に考えて欲しいとのこと

みんなが出した提案は

お妙「寿限無なんてどうかしら」
銀時「もう、ウ○コ投げ機でいいだろ」
新八「直接的すぎるだろ！」
神楽「じゃあ、ビチグソ丸は？」
新八「どこ柔らかくしてんだァァァ！！」

お妙さん以外マトモなのが無い
案が上がるごとに銀さんがう○こ被弾してるし
このう○こだらけの部屋、どうすんだよ…

九「本屋のAさんなら何かいい名前を知ってるんじゃ無いかと思ったんだが…」

どうだろうか
何故か私に視線が集まる

私「お猿さんで有名なのは、三蔵法師にお仕えした孫悟空だけど…ちょっと安直かな？」

ううむ…名前ねぇ

私「名前は一生モノだし…あれ？」

考えてたら、さるお方が私の膝の近くまで寄って来ていた

私「この子、綺麗な目の色…目…光彩…ひかり？」

んーむ。ひかり、とか。ひかる、とか
そんなイメージじゃないな
どっちかって言うと…

私「洸(こう)…なんてどうかな？」

キィ

小さく鳴いて、九ちゃんの頭に戻って行った
…。さるお方、結構可愛いぞ…？

こんな感じで、色んな名前が上がった結果…

第343話→←第341話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す