ライに溺れて4

参拾 ページ31

Σカランカラン

蘭ちゃんたちとのお喋りが途切れて、それぞれ注文したケーキとお茶を消費したころ
セコムがお迎えに来た

昴「A、迎えに来ましたよ」
私「ありがとうございます
ついでに、夕飯の買い出しに行ってもいいですか？」
昴「車ですし、大丈夫です」
園子「イケメンが車でお迎えなんて！
Aさん、やっるぅ〜」
蘭「お二人が並ぶと絵になりますしね」
昴「おや…？皆さんに言ってしまったんですか？」
私「お付き合いしているとだけ
(余計なことは言わないでよ？)」
梓「お会計ですよね！今行きますね」
昴「おや？言わなくていいんですか？」
園子「え！なになに！
昴さんとAさん、まだ何かあるの！？」
私「え！ちょっと！」
昴「ええ、実は…
2人で工藤邸に住んでるんですよ」
蘭「ってことは…まさか！」
梓「同棲…」
園子・蘭・梓「きゃーーー！」

私があえて隠してたって気付いてるくせにバラしやがった！このFBI！

私「何で言っちゃったんですか？！」
昴「いずれはバレてしまいます。それなら、先に自分たちで言ってしまったほうが誤解を招かなくていい。それに…
私のモノだと公言出来て気分がいいです」
私「いや、最後のが本音だよね」

蘭ちゃんたち3人がきゃーきゃー喜んでるのを尻目に安室さんにお会計を済ませてもらって私達は車に乗り込んだ
昴さんは安定のスパダリ発揮して3人分のお会計済ませてたよ。あらやだイケメン(笑)

ポアロを出るまで、私と沖矢さんを訝しげに見つめる視線は消えることがなかった



＿＿＿＿＿＿＿作者

4月は少々忙しいため、更新遅くなっております
楽しみにして下さってる読者の皆様、亀更新になりますがご了承下さい

季節の変わり目ですので皆様、風を引かないようにご自愛下さい

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