102.『ずっと…待ち焦がれていた！』 ページ6
「なんだ！？あの水柱！？」
水柱が広場に着水した瞬間
現れるのは
構えたランカとルフィ
目の前に立つのは、3大将
ランカの登場に目を細めた
青「来ちゃったか…ランカ」
赤「漸く、捕まりに来たか…ランカ」
黄「待ってたよォ〜、ランカ」
『生憎、捕まえられる気はねぇよ！行け！』
ルフィの周りに、水の輪の様なものを巡らせると声をかけるランカ
麦「おう！死ぬなよ！！」
走り出すルフィ
そうはさせないと黄猿がビームで攻撃すると
水の輪がそれに反応し能力による攻撃を相殺する
黄「おぉ〜、困ったねぇ…」
麦「すげぇ…！」
『長くは持たねぇ！走れ！』
ルフィを見送ると、3人に向き直るランカ
青「…ランカ、海軍に不満でもあった？」
それは、ランカが脱獄したと聞いた時から
青雉の中にあった疑問だった
少なくとも、自分達と過ごしていた彼女は
そんな不満など無かったきがしたのだ
自分たちとの日々を
否定されるのは何よりも辛いがゆえの思い込みでもあったかもしれないが
他のふたりも、気になるのか黙り込む
ランカは靴音を響かせると笑う
『…いや、お前らと過ごした日々は最高に楽しかったぜ。海賊達を討伐して、強い奴らと死線をくぐる日々…最高だった』
赤「ーっ、じゃあ…なぜじゃ…！」
『気づいちまったんだよ、サカズキ』
その顔は、何処までも光悦に満ちていた
『海軍になっちまえば、お前らと本気の戦いは出来ねぇってな！』
彼女の目的は、いつだってひとつだけ
器を満たすほどの命のやり取りの闘い
『やっとだ…やっとお前らが俺の命を狙う戦争に漕ぎ着けた…この期を逃す馬鹿はいねぇよな』
あまりにも通常運転なランカに
3人はまるでいつも通りの日常の様で笑ってしまう
青「…そうか…そうだったね」
赤「ランカは本当に変わらんのぅ」
黄「だったら…あっしらも本気で君を狙いに行くよぉ〜」
その言葉に、ランカは構える
『あぁ、全力で…こい』
そして3人とぶつかり合うのだったー
「いや、あの人何してんのー！？」
白「肝っ玉座った娘だ！！グララ！」
一方、その様子を切り札を使って広場に侵入した白ひげ達は見ていた
白ひげのサポートをしつつカイトは思わずツッコミを入れる
白「勝機は十分にある…！」
「えぇ…でも、何か…なんだろ…」
3人の攻撃を相殺しながら戦うランカ
その一瞬の違和感に、カイトだけが気がついた
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椿姫 - どうもこんにちは！とても面白いですね！更新頑張ってください。楽しみです！ (2019年7月25日 17時) (
レス) id: 2e1c06edf3 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - はじめまして！とても面白くて女性なのにすごくかっこよく読んでて楽しかったです。次の更新楽しみに待ってます。無理せず頑張ってください。 (2019年7月13日 17時) (レス) id: fcf02ffa3b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 乱さん» コメントありがとうございます！返信遅くなりすみません…もうすぐ本編更新予定なので暫しお待ちくださいまし……！ (2019年6月27日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
乱(プロフ) - このお話とても大好きです！何度も読み返してしまいます笑 更新楽しみにしています！無理せず頑張って下さい！！ (2019年5月31日 11時) (レス) id: 9c157805a6 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ゆめさん» コメントありがとうございます！『最近暖かくなったとはいえ、女が軽率に脱ぐもんじゃねぇぜ。勘違いした野郎の目に晒させたくねぇんだ(正義のコートファサ…)』 (2019年5月1日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2019年3月4日 22時
