7.手土産は大将首 ページ22
ヒロキの両親からそれぞれ許可を得て
ビデオ通話にてヒロキからイロハを教わる事半年
漸く、自分である程度の欲しい情報を手に入れられる程の実力を持つようになったランカは
ヒロキに自分の本当の目的を話したー
ヒ「"ー…そんな、危ない事を…!"」
『君を巻き込んだりはしない…まぁ、手腕を教わったから少しだけ関係しているのは否定しないがね』
ヒ「"それは良いんです!僕が決めた事だから…貴女は、大丈夫なんですか…?"」
『私の心配か?…君は、優しいんだね。安心してくれ。拳銃やナイフで死ぬヤワな鍛え方はしてないんだよ』
そもそも、効かないとまでは流石に言わなかったが
この半年でランカの性格が分かったヒロキは
諦めた様に息を吐き出した
ヒ「"…分かりました。でも、こうなったからには僕は最後まで付き合います。貴女だけにはしませんから"」
『…日に日に良い男になるなぁ、ヒロキ君は』
ヒ「"誤魔化さないで下さい!…では、何からお手伝いしましょうか?"」
『その組織から1か月前、逃走した研究員が一人いるらしくてな。名前は斎藤昭彦。そいつの潜伏場所と逃走理由なんか調べられるか?』
ヒ「"分かりました"」
『…悪いな、頼んだ』
ヒ「"…貴女の力になれるのなら"」
そこで通話は終了する
ランカは大きく1つ伸びをすると
身支度を整えて外へと出たー
向かったのは、二つ隣の阿笠宅
ベルを押せば、白衣姿の恰幅の良いお爺さんが出てくる
阿「おぉ!ランカくん!待っておったぞ!」
『こんにちわ、阿笠博士。頼んでいたものは出来てるかな?』
阿「勿論じゃ!ささ、入ってくれ!」
中へと入るランカ
リビングには、胸を抑えるサポーターの様なものが置いてあった
阿笠博士とは、引越しをした1ヶ月後
海外に出ていた阿笠博士と偶然であって挨拶をし
その発明力に惹かれたランカは
スポンサーになる代わりに、偶に頼んだものを作って欲しいと提案したのだ
元々研究家として探究心が強かったのか
快くOKした阿笠博士
こうして、ランカに頼まれた物を作っていたのだ
阿「これが、君が注文した特注の大胸筋矯正サポーターじゃ!!」
『ほぉ…中々スマートになりましたね。しかも…軽い。普通のシャツとなんら変わらない』
阿「そうじゃろそうじゃろ!今回はその軽量化に成功したのじゃ!勿論、防弾効果もあるから至近距離じゃなれけば2発くらいなら弾丸も貫通しないよう出来とるぞ!」
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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 私名探偵コナンのキャラほぼ全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです!出来たら全員(新一、平次、快斗、警察組、赤井、黒の組織達にも)に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!誰も氏なないでほしいです。更新まってます! (4月24日 18時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - いよいよ大詰めですね!これからも楽しみにしてます! (2020年5月25日 0時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
千帖 - 好きです(( 好みドストライクです。今までの作品も読みました!ドS様最高!カナタ様も最高!無理をせずに頑張って下さい。ずっと応援しています。 (2019年6月15日 20時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!何とか色々更新していますのでこれからもどうぞ宜しくお願いします!そのコメントが作者更新の励みになっております! (2019年5月24日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 今までの種類全部はまって来ました!!ちょうどコナンにはまった時にこれを見つけてすごい喜びました!!面白い!!これからも更新頑張って下さい!! (2019年5月24日 15時) (レス) id: bf5185d467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年5月1日 23時