その3 ページ21
お互い連絡先を交換すると
ランカは満足そうに笑う
『これで、私と君は先生と生徒であり、友人だ。勿論報酬は払うし、何か不都合や相談があれば何時でも言ってくれ』
ヒ「ありがとうございます。でも、今母にアメリカへ行くように薦められたばかりなので…恐らく、日本には居ないかと」
『ビデオ通話で何とかなるだろう。母親には私から話をつけておく…君には、父親もいたと思うのだか…?』
ヒ「はい、でも母と対立しちゃって…」
『…ふむ、では両方から了承は得ておこう。二人ともヒロキ君を産み、育ててくれた人だ。息子さんをお借りするとしっかり伝えて置くのが礼儀というものだろう』
ヒ「!…ありがとうございます」
『気にするな…さて、私は取り敢えず帰るとするかな。君に会えたのだからここにいる必要はない』
ハッキリ、自分以外に興味は無いと言い切るランカに
ヒロキは少しの優越感を抱いていた
『では、またな。ヒロキ君』
ヒ「はい…また、いつか貴女の真の目的も教えて下さいね」
『!…ふふふ、君は本当に頭が良い。必ず伝えよう…だから、元気に待っててくれ』
そしてパーティー会場を後にするランカ
ヒロキは、貰った連絡先を入れた携帯電話を大切に持ちつつ
彼女が見えなくなるまで
熱に浮かされたように見送っていたのだったー
「いや、子供に全力で勧誘しなくても!!!」
学校から帰ってきて、ランカを出迎えたカイト
パーティーであった事を報告されたカイトの第一声はそれだった
「確かに!僕はその子を進めましたけども!!」
『早い方が良いだろ?』
「貴女の全力勧誘は後々尾を引くんですから!!あー、ヒロキくん、ごめんね…」
『てめぇは学校とやら順調か?』
「えぇえぇ。貴女のスパルタ予習のお陰で授業が優しく思えてますよ!」
『最短コースで卒業しろ。それでそのまま警察学校に入れば、少しでも長く実技時間を増やせるだろ』
「そうですね…あれ?ランカさんは資金集めとしての資産家は安定してきたんですか?」
『あぁ。各国のめぼしい場所の別荘を買い取って、そのまま貸し出してるからな。安定した収入は得られる…さて、ヒロキ君も手中に入れたし…そろそろ黒の組織に入るとするか』
「…え"!?…策はあるんですか?」
カイトの問いかけに
可笑しそうに笑うランカ
『俺を誰だと思ってんだ』
NEXT コナンズ ヒーント!
"手土産は大将首"
『次回は黒い組織入り』
「貴女が従うとか…無理そう」
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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 私名探偵コナンのキャラほぼ全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです!出来たら全員(新一、平次、快斗、警察組、赤井、黒の組織達にも)に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!誰も氏なないでほしいです。更新まってます! (4月24日 18時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - いよいよ大詰めですね!これからも楽しみにしてます! (2020年5月25日 0時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
千帖 - 好きです(( 好みドストライクです。今までの作品も読みました!ドS様最高!カナタ様も最高!無理をせずに頑張って下さい。ずっと応援しています。 (2019年6月15日 20時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!何とか色々更新していますのでこれからもどうぞ宜しくお願いします!そのコメントが作者更新の励みになっております! (2019年5月24日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 今までの種類全部はまって来ました!!ちょうどコナンにはまった時にこれを見つけてすごい喜びました!!面白い!!これからも更新頑張って下さい!! (2019年5月24日 15時) (レス) id: bf5185d467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年5月1日 23時