【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part4

その5 ページ50

ボロボロにされた八郎

奥から現れたのは、いかにもヤクザのような男達

顔を斜め切るような傷を携えた男がどうやらリーダーの様で、お客の女性達は逃げ出してしまう



どうやら、よく来るヤクザのようで
狂死郎は怒りながら立ち上がり向かい合う

狂「また貴方ですか…勝男さん。八郎を離して下さい。もう嫌がらせはやめてください！」

勝「ちゃうねんちゃうねん。今日はあの件ちゃうねん狂死郎はん。ほんまはこないな事で出張るのはしんどいんやねんで」

睨み付ける狂死郎。構わず話を続ける勝男

勝「ウチのダックスフンド産気ずいてまんねん。立ち会いたいねん、出産に！…ほんま、ガキの喧嘩に首突っ込んでる暇無いんやで」

狂「…ガキの喧嘩…？」

座る勝男の机に叩きつけて抑えられる八郎

勝「オタクの用心棒、昼間往来でガキシバキ回してたらしいやんか？今日日のホストは怖いわ」

狂「あれはウチの若いのです。馬鹿やらかしたんでケジメつけただけの事…オタクには関係ない」

勝「それが大ありやねん。のう？勘七君」

勘「勘吉です！」

そう言って、後ろに目を向けると
昼間の男が後ろに立っていた

勝「実はこの勘八君！うちのオジキの親戚やねん。ほんでこっちはこっちでケジメつけな話や」

ややこしそうな話に頭を抑えるランカ

『全く、面倒な事してるな…母ちゃん？』

母「大変よ、血だらけじゃない！！ランカちゃん包帯持ってる！？」

『え、い、一応常備してるけど…』

ランカが包帯を見せると、それを貰って前に出てしまう母ちゃん
ランカが止めようとする前に、銀時がランカを引き寄せて抱きとめる

『銀時！？』

銀「シー…あれあれ」

そう言って銀時が指さしたのは控室

4人はそこへと忍び足で入るのだった




勝男と母ちゃんが柿ピーの黄金比率は七三か否かと言い争い
勝男がどんな事も７対３で考えるのが正しい黄金比率だ！と言い、母ちゃんと言い争いが確定し朝まで生柿ピートークが決まり
酒を注文した時

怯えるホスト達を掻き分け

4人のホストが前に現れる

銀「すいませ〜ん」

『今、お持ちします』

新「今宵はホストクラブ、高天原へようこそいらっしゃいました。当ホストクラブトップ４の…シンです」

銀「ギンでーす、ジャスドゥーイッ！」

『ランだ、ヨロシク』

神「グラだぜ、フゥー！」

ホストスーツに身を包んだ4人
ランカと神楽は男装しつつ身を変える

こうして万事屋ホストは爆誕したのだったー

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