【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part4

その2 ページ43

銀「ランカ、俺が行く」

『っ…銀時』

そして、岡田と切り合うもー


赤ん坊を苦しくも奪われてしまう

しかし岡田似蔵も銀時に切りつけられ頭から血を流していた


橋田屋の旦那に預けられた途端
赤ん坊は愚図りだし暴れ始める

銀時に、好かれていないと言われ焦りつつも岡田似蔵にトドメを命じると上へと逃げてしまう旦那

ランカはそれを見つめながら銀時に目を向ける


銀「ランカ、頼むわ」

『…必ず、あの子との約束も守れよ』


神「ランカ姉…」

『行くぞ！』

そう言って、他のメンバーは橋田屋の旦那を追い掛けるのだったー



残された岡田似蔵は
後ろの方に意識を少しだけ向けていた


岡「…いいねぇ、あの人の魂も…見た事ない色してる…最高だよぉ…」

その言葉に、銀時は岡田似蔵を睨む


銀「…そりゃあ、俺の唯一の存在だからな…てめぇの汚ねえ魂でもその美しさくらいは理解できるか」

岡「くくく…目が開いてりゃ、あの人が死ぬ最後の顔も見れたかねぇ」

銀「そいつは無理だな…俺が許さねぇ」

そして岡田似蔵は銀時を斬り捨てたー



そう、岡田似蔵は思っていた

実際は、最初の一撃で刀身を折られていて
銀時はダメージを受ける事なく避けていたのだ


こうして、木刀で殴りつけ
銀時は見事勝利するのだったー






自分のした事が、全て間違っていたと嘆く橋田屋の旦那に対し
赤ん坊の母親はそうではないと言い切る

そして、孫とお爺ちゃんとしてまた何時でも逢いに来て欲しいと笑うと

赤ん坊を抱きしめながら旦那は涙を流し続けるのだったー





全てが終わった後

椅子に座り銀時はイチゴ牛乳
ランカは午後の紅茶
赤ん坊はミルクをそれぞれ飲んでゆっくりする

夜空は美しい月明かりに照らされた桜が映えるほど静かで暖かい

『どうだ？美味いか？』

赤「ったぅ！」

銀「なに〜？ミルクじゃ物足りねぇってか？おいおい100年はえぇよ〜」

『ふふふ、もう少し大人になったらな』

2人は立ち上がると、赤ん坊の頭を撫でる

銀「そうさなぁ…お前がもう少し大人になって、俺達を覚えていたら、そん時はまた会いに来い」

『そん時は、美味い酒奢ってやろう』

赤「すぷぅ」

銀「あぁ、約束だ…侍は果たせない約束はしないんだよ」

赤ん坊から離れる2人
赤ん坊はそれをじっと見つめる


銀「せいぜいいっぱい泣いて、いっぱい笑って…早く大人になるもんだ」

『待ってるぜ』

そこで、大声で泣き出す赤ん坊
2人は優しく桜を見上げるのだったー

第五十三訓 ストレスはハゲる原因になるがストレスをためないように気を配るとそこでまたストレスがたまるので結局僕らにできることなんて何もない→←第五十二訓 人に会う時はまずアポを

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