その3 ページ40
路地裏を歩く2人と赤ん坊
銀「あぁ…なんか自分信じられなくなってきた…ランカちゃん本当に産んでないよね?」
『産めるような事をそもそもした事ねぇ。もし俺が産んだならこの子は神の子になるぞ』
銀「ランカちゃんとの子供なら神の子ってか天使の子くらい可愛いだろうが…おーい。パパって呼んでみろ〜」
赤「ぱぅぱぁ〜」
その声とほぼ同時に路地裏に現れる怪しげな男達
銀「おいおい、随分お父さんがいるんだな?」
銀時は、2人を庇うように周りを見渡すのだったー
赤ん坊は、どこかの財閥の跡取りらしく
銀時とランカは誘拐の容疑をかけられていた
銀「愛人?だれの?」
『腐ってるな…俺に触るなよ』
銀「前の話で触られるのは嫌じゃないってデレてくれたじゃん!!」
『うるせぇ』
「女だけは生かして連れて行くが…男は切り捨てる!」
刀を構える男達
銀時は赤ん坊を渡そうとしたその時
赤ん坊が、ランカの胸元の着物をぎゅっと握り締めていた
その姿に銀時とランカは目を見開く
そして2人は目を合わせて頷いた
男達が切りかかろうとしたその時
ランカは先に1歩前に出て上へと飛び上がる
その姿に視線が向けられたその一瞬を狙い
銀時は木刀で相手を倒してゆく
そしてランカの元へ駆け抜けようとした時
何者かに刀で阻まれてしまう
『っ銀時!』
岡「…良いねぇ。あんたら。獣の匂いだ…守る戦いに慣れてるはずなのに、隠しきれねぇ獣の匂い…あの人と同じさね」
男は刀を降ろすと道を譲る
岡「他に意識を向けられちゃ、惜しい男と女ね…行きな」
銀「………」
銀時は先を急ぐように走り、ランカも走る
『………岡田…?』
どこかで聞いたような名前に
少しだけ首を傾げるのだったー
逃げ込んだ先に、桂がおり
何とか凌いでもらうと事の成り行きを話す
桂は橋田屋の事を説明すると
そこの娘とにゃんにゃんしただろうと言い始める始末
桂「ランカを孕ませたのなら、真っ先に俺がお前を始末しに行くからな。そしてランカと子供は俺が養っていこう」
銀「どいつもこいつもランカ未亡人にさせてぇのか!?」
『未亡人もなにも、俺はそんな関係じゃねぇからな』
桂「未亡人…人妻…!!」
銀「何"その手があった!"みたいな顔してんだ許さねぇぞ!!」
『…ん?おいどうしたんだ?』
いきなりぐずりだし、ランカから離れようとする赤ん坊
そして離れた瞬間おもらしをする姿に
気遣いが大人のようだと思うランカだったー
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カナタ(プロフ) - あはははさん» コメントありがとうございます!まちまちに更新していますので是非是非楽しんで貰えると作者冥利に尽きます!これからもどうぞ宜しくお願いします! (2019年5月16日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - リランさん» コメントありがとうございます!そしてそうでした!すみません…訂正をまたさせていただきます!ご指摘感謝します!これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年5月16日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
あははは - 面白い!こういう夢主もありですよねー。1日1日更新していないかなーと、チェックしてます!更新ガンバ! (2019年5月5日 15時) (レス) id: 3f134b9658 (このIDを非表示/違反報告)
リラン(プロフ) - 海坊主ではなく、星海坊主ですよ!とても面白いです! (2019年5月5日 14時) (レス) id: c050d878db (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 剣の舞さん» コメントありがとうございます!お返事遅くなりすみません…そして銀さん独占欲丸出しですみません|ω`) (2019年4月22日 0時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年2月15日 22時