【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part4

その3 ページ31

〜なんであれやるからには負けちゃダメ〜



珍しく、お登勢が焼肉を奢ると言ってくれたので
万事屋一行はお登勢、キャサリンと共に神楽を迎えに行っていた


『神楽ー！どうかしたのか？』

神「缶けりしようって、あの爺に誘われたアル」

銀時「ばっかお前、知らないオッサンとは遊ぶなって。脇が酸っぱくなる程言ったろ！」

『攫われたりしたら心配だ、神楽』

爺「オッサンじゃない、爺じゃ！えぇじゃろ〜？」

銀時「黙れクソジジイ。男は皆ケダモノだ。俺はランカちゃん限定だけど」

新「ケダモノよりタチ悪いんですけど」

『お爺さんには悪いが、これからお登勢さん達が焼肉連れてってくれるんだよ。行こうぜ』

銀「そーそー。これからの時代、爺よりババアだ。すげぇぞ。ババアは」

そういって、話し出す銀時

銀時「苦しい時、そんな時、頼りになるババア。略して」

登「くそババアじゃねぇかこんにゃろう！」

しかし、諦めない爺に
遂にキレたキャサリンは猛ダッシュで勢いをつけ思いっきり缶を蹴り飛ばす


キ「アレ20秒以内ニ拾ッテキナ。ソシタラ遊ンデヤルヨクソジジイ」

新「ワルっ！ワルだよあの人！」

神「てめぇキャサリン！年寄り虐めてんじゃねぇよ！」

煙草を吹かしながらこちらを見やるキャサリン

キ「オダマーリ！アタイハタンパク質ガ取リタクテウズウズシテンダ！」

キャサリン先頭に歩き出す6人

キ「クソババアノ気ガ変ワラナイウチニ行クヨ！」

登「キャサリン、あんたは帰って店番な。年寄りをいたわれない奴が年寄りに優しくして貰えると思うなよ」

キ「何言ッテルンデスカ、お登勢サンハ年寄リナンカジャナイデスヨ。マダピチピチヨ」

言い訳しながら行こうとしたその時
ランカは違和感に気がついて空き地の方を振り向く

そこには、缶を取りに行き終え
元の場所にセッティングした爺が笑って構えていた

爺「よーし！缶拾ってきたぜぇ！缶けり開始ーー！」

その時間は20秒も立っておらず

6人は仕方なく缶けりを開始するのだった




缶けりに参加するのは、万事屋の4人

お登勢とキャサリンは見学と言うことになった


爺が楽しそうに笑う中

草陰に隠れた4人はその様子を伺う

爺「爺、いきまーす！」


銀「何処にだ。あの世にか？」

新「なんで焼肉食べに行こうとしたのにこんな事に…お爺さんには悪いけど、僕もうお腹ペコペコなんでわざと捕まって終わりにしません？」

死んだ目で話す新八に、神楽は怒り出す

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