【テニプリ】モブ少女の無敗記録【逆ハー】part2 (ページ45)

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35.あからさま過ぎて逆に新鮮ページ45

～2日目～

本日が、丸一日ある合宿日

明日になると午前中には帰るので
雫としても今日中にカタをつけたいと考えてはいたもののー

『…思ったより洗脳が強固なんだよなぁ…私はそのタイプを使えないから洗脳上書きなんて出来ないし…うーん…』

レギュラー達は、朝練に行っているため
しっかりした朝食として色々と作る雫

ちなみに、寺神姫は朝から寝坊しているのか
姿を現さない

仕事をしない人がいても邪魔な為

帰って好都合とばかりに食事を作り終えると

帰ってきたレギュラー陣に食事を並べていく

赤「雫先輩！おはよーございます！」

『おはよう、朝から元気だね～』

丸「今日の朝飯、めっちゃ良い匂いしてるな～！」

『純和食！って感じだけどね～。ご飯はおかわり自由だけど、あんまりいっぱい食べて、動いた時お腹痛くならないでね？』

真「む！…こ、れは…なめこの味噌汁…！」

『あ、嫌だった…？なめこめちゃくちゃ余ってたから…』

真「！い、や、嬉しい！…あ、その、だな。俺好みの味でとても美味しい」

柳「…(嫁に来い、と言いたいが言えない確率…98%…まあ、言わせないがな)」

幸「ふふ、雫は良いお嫁さんになるね」

柳「ええ、私もそう思います」

仁「そん時は俺のお嫁さんじゃの」

ジ「しれっと抜け駆けかよ…」

寺神姫が居ない為

氷帝の分も用意して出す雫

氷帝レギュラーも思うところがあるのか
無言で食べる

そして午前の練習がスタートする中

雫はドリンクを用意したりタオルを用意したりと仕事をこなしていると

メイクでバッチリ決めた寺神姫が

のんびりとコートへとやって来た

姫「ふぁぁ～、あ、雫ちゃんおはー」

『おはよう、寝坊ですよ。体調でも悪いの？』

姫「ぜんぜ～ん？でも、寝不足ってお肌の大敵じゃない？それに労働って私に合わないし～」

『？…取り敢えず、マネージャーの仕事はして下さい』

そう言って、カゴにタオルとドリンクを入れると氷帝分を寺神姫に渡す

姫「はいはい、小姑みたいね～」

『こ、小姑…』

若干ショックを受ける雫

それを気にせずドリンクを届ける姫

雫も立海チームの方へと気を取り直して持っていくのだった