【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part3

第三十五訓 外見だけで人を判断しちゃダメ ページ34

沖「ランカさん、明日空いてますかぃ？」

『総悟？明日なら特に予定はねぇが…』

沖「なら、明日遊園地に行きましょうぜ。近藤さん達も居るんで。土方のヤローも居るんでランカさん1人で来てくだせぇ」

『あぁ、分かった』

いきなりの遊びの誘いだったが
皆に会えるとランカは誘いに乗るのだったー







松「野郎…ふざけやがって…栗子はなぁ、てめぇが来るのを1時間も前から待ってたんだよ…手塩にかけた娘の貴重な1時間、てめぇの残りの人生で償って貰おう。トシ、ちょっと土台になれ」

土「待たんかぃぃぃぃ！ヤツってアレか！娘の彼氏ぃ！？」

松「彼氏じゃねぇぇぇ！あんなチャラ男、パパは絶対認めねぇよ」

土「喧しい！おめぇこそ警視長警察官なんて認めねぇよ！」

沖「土方さん、俺もあんたが真選組副局長なんてぜってぇ認めねぇよ」

土「おめぇは黙ってろ！冗談じゃねぇ。コッチは仕事休んでまで来てやったのに娘のデート邪魔するだぁ？やってらんねぇ。帰る」

振り向く土方
沖田はニヤニヤと笑う

沖「いいんですかぃ？今帰ると後で後悔すると思いますぜ」

土「はぁ？何がー」


『総悟！十四郎！勲！』


たたっ、と駆け寄ってくるのは
いつもの服だが髪をふんわり下ろしたランカだった

『すまない、銀時達を説得してたら遅れて…？そちらは何方だ？』

松「おぉ？えらい別嬪さんじゃねぇの。トシ達も隅に置けねぇな。俺はコイツらの上司の松平片栗虎だ。まっちゃんって呼んでくれや」

土方「何どうどうセクハラしてんだ」

『？…まっちゃん？…俺はA ランカと申す。宜しくな』

近「何それ羨ましい！俺もいっちゃんって呼んでください！」

『煩いぞゴリラ』

近「扱いが酷い！そこも好き！！」

沖「ランカさん、俺のリクエスト聞いてくれたんですね！」

『あぁ、髪を下ろすくらいなら構わねぇよ。闘うことも今日は無さそうだしな』

土「総悟が呼んだのか…」

『遊園地なんて、初めてかもしれん。君らと楽しめるなら行きたいと思ってな…でも、なんでいきなり遊園地になったんだ？』


ランカの問いかけに松平は己の娘の危機を話し始めるのだったー


『成程…父親とは大変だな』

松「そ〜なんだよ。だから…俺はただ、あの男を抹殺したいだけなんだ」

土「もっと出来るか！！」

松「あんなチャラ男が栗子を幸せに出来ると思うか？いや俺だって、娘の好きな奴は認めてやりてぇよ？悩んで色々考えた…それで抹殺しかねぇって結論に…」

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