【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part3

その2 ページ18

銀「ほーう、アレが彼氏？」

神「国民的アイドルグループ、反侍のリーダー、GOEMONアル！」

『若くしてリーダーとは、やり手だな』

銀「神楽、やけに詳しいな？さてはファンだな？というかランカちゃんあんなへぼ男タイプじゃないよね？」

神「チャラ男に興味は無いネ」

『俺も弱い男に興味はねぇな』

銀時に答えつつ、悔しそうに、寂しそうにその場を見つめる新八に
ランカはほんの少しだけ優しく肩を叩くのだった


「いいよいいよ〜！」

あの後、お通の写真撮影に同行する一行

「あのー、どこの所属ですか〜？」

「お肌もお綺麗〜！もしかして女優さん！？」

「なんて整ったお顔とスタイル〜！」

『いや、俺は…その、』

「「「俺っ子！？ギャップ萌え〜！！」」」

『………』

見学していたランカは
芸能関係者の女性達に囲まれタジタジになっていたのだったー



あれから、様々な方面から調査していく万事屋一行

いく人か容疑者も絞れてきた中
銀時は謎の影の人物も入れようとしてくる

見た目は子供！頭脳は大人！なパロディも入れつつ

一行は次の日
ドラマを撮りに行くお通の警護に向かうのだった







ドラマを撮っている最中
プロデューサーの厶さんが何故か崖ギリギリの露天風呂で意識を失っていた

古畑任⚫郎パロをしつつ現場を調べる銀時達

不意に、お通にかかってくるGOEMONからの電話に

銀時とランカはそれを黙って見つめるのだった



その崖下から
ニヤリと笑う黒い影があったのは誰も気が付かなかったー





再びお台場に戻ってきた一行
ランカは飲み物を買う為皆とは少しだけ別行動をしていた


「あっ、あの！好きになりました！応援したいのですがどこの所属ですか！？」

「ちょ、狡いわよ！私もファンになりました！お名前教えて下さい！！」

「抜け駆けしないでよ！あの！これどうぞ！！」


『…俺は、一般人なんだが…』

花やら贈り物やらを渡されまくり
ランカは急いで銀時達の元へ戻るのだった



『はぁ…あれ？新八、銀時と神楽はどうした？』

新「2人ならピン子を見に…って、その大荷物どうしたんですか！？」

『芸能人と勘違いされて渡された…やるよ』

新「いやいや、どんだけ！？…あ、もうすぐ収録が終わりますね。僕厠行ってきます」

『あぁ』

厠へ行く新八
ランカはソファにどさりと渡されたものを置いて
目の前のテレビに目線を送る

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