【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part3

第三十訓 アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ ページ17

寺門通とアイドルグループ反侍(ハンサム)のリーダー、GOEMONとの熱愛が報じられてからテレビはその内容でもちきりだった

銀「んだよ、ガキの色恋なんざどーでもいいんだって」

『芸能人も大変だな…』

ドラマを見逃した銀時をほおっておき
ランカは日めくりカレンダーを捲り続ける新八を心配そうに見つめる

銀「おーい、そんな事しても時空へはいけねぇぞ」

『アイドルっても人間だ、恋くらいするだろう』

銀「俺だって、お天気お姉さんのファンだけどそこんとこは弁えてるし！何より俺にはランカちゃんって嫁が…」

「続いてのニュースです、お天気お姉さんの結野アナが結婚していた事が分かりました」

『銀時、俺はお前と結婚する気はねぇぞ』


無言で新八と同じくカレンダーを捲り始める銀時

神「アララ、ダブルパンチで銀ちゃんもあちらの時空に行ってしまったアル」

『こりゃほっとくしかねぇか、この時空には俺と神楽と定春で生きてこうな』

神「それ最高ネ！！」

その時、万事屋の呼び鈴が鳴り
悲しき雑用の習性が着いている新八は白目を向きつつ来客を出迎えた

そこに立っていたのは、まさに噂の中心人物 寺門通だったー







銀時「"男と別れろ さもなくば 殺ストロベリー"？」

『お通語って事は…恐らく君のファンの仕業か？』

寺門通は、どうやらあの熱愛報道から何度も脅迫手紙が送られて困っているようだ

お通が父親に相談したら、ここなら何とかしてくれると聞いてやってきたらしい

懐かしい人物に少し微笑ましく思いながら
ランカは銀時に引き寄せられ隣に座る

通「多分、犯人は業界の人だと思うの。被害もロケ地や控え室ばかりで…あんな事、一般のファンじゃ出来っこないよ」

銀「うーん…」

神「別れりゃイイじゃん」

『神楽っ！？』

酢昆布をくちゃくちゃ言わせながら、神楽はお通に別れることを進めるが
お通は優しくしてくれた人と別れたくないと拒否

その時、新八がお通を守るため見事復活を果たし
一同はお通の事件解決へと乗り出すのだった



次の日、それぞれ何かしらのコスプレをしながら
ランカは美人秘書で！！と押し切られ眼鏡をかけたスーツ姿で

待ち合わせ場所のバトルロイヤルホストに隠れて密会を見守る事にしていた



それぞれサングラスをしていたが
お通と彼女と熱愛報道されたGOEMONで間違いなかった

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