【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part2

第十五訓 男はカエルに触れて1人前みたいなわけのわからないルールがある ページ6

銀「こんな亀更新小説を読んでくれてるそこのお前！この話から当作品はアニメ沿いになるぞ〜」

『これからもどうぞ宜しくな。今回は2本立てなのでまぁゆっくり楽しむといい』









ある昼頃、買い物に出ていた筈のランカは

現在真選組の屋敷内にいた

元々、外へ出ていたランカに話しかけた土方がポロッと近藤さんが怪我をした事を言ってしまい

ドSとはいえ中々友人想いのランカは見舞いに来たのだ

土方にゴリ押しされた事も多少は理由にはなっていたが




『なんだ、怪我をしたと聞いたからきたが…思ったより元気じゃねぇか』

近「いやー！ランカさんが来てくれたからですよ！」

土「現金な人だよ、ったく…」

沖「近藤さんをダシに使ってランカさんを呼び寄せるたぁ、こすい真似をしますねぇ、土方さん」

土「人聞き悪い事言うんじゃねぇよ！」

『ホント仲良いよな、お前ら…』

そこで、呼び出された土方と沖田は渋々部屋から出ていく

ランカは近藤に向き直る

『…全く、ボスゴリラ想いのいい仲間をもったな』

近「ボスゴリラっつった？…でも、うん。俺の自慢の仲間なんだよ」

『知ってるさ…随分前からな…だからこそ、勲。俺はお前にはホイホイ怪我して欲しくはねぇんだよ』

ランカが見つめるのは、包帯が巻かれた部分

『…お前が傷つけば、あいつらも平然とはしてられねぇ…俺だって、心配くらいするからな』

近藤は目を見開くと、一気に赤くなる

近「っ…ランカさん、心配してくれるんですか？」

『…なんだ、俺がお前を心配するのはおかしいか』

真剣な目のランカに、近藤は首を振る

近「おかしくないっ！…ただ、その…嬉しい…なんて」

『…はぁ、全くお前は…怪我はなるべくするんじゃねぇぞ』

諦めた様に言葉を落とすと、立ち上がる

ポンポン、と近藤の頭を撫でるとさっさと部屋から出ていってしまった


1人残された近藤は

顔を手で覆うと声にならぬ呻きを上げる



近「…ランカさん、こんなオッサンの頭撫でるとか…女神様…！！」


そのすぐあと、戻ってきた2人に顔が赤い理由を責め立てられ

バレた挙句その日の近藤のご飯がバナナしか出なかったのは

真選組のメンバーしか知らないのだったー

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