その4 ページ42
銀「ぐー…」
坂本が見たのは、爆睡する銀時と
優しくこちらを見つめるランカだった
坂「アハハ！天よ！こいつに隕石ば叩き落として下さーい！！アハハハハハ！」
ふぅ…と息をこぼして、ランカを見る
『…辰馬。俺にもやりたい事がある。きっとお前の宇宙にも行くかもしれねぇ…でも、お前が助けを求めるのなら駆けつけよう…俺達は友達だからな』
坂「！…ほうか…じゃあ、ワシと結婚してくれんか？」
『じゃあの意味が分からねぇよ、アホ』
断られたのに、坂本は満足そうに笑うのだった
坂「っハっ！？危ない危ない、あんまりにも暑いもんじゃき。昔の事が走馬灯のように駆け巡るとこじゃった…なんとか助かったってのに危なかー！」
坂本の隣には並ぶように座るランカ達
『神楽、日焼け止め塗っておけ。肌は日光に弱いんだろ？やらないよりマシだ』
神「有難ネ、ランカ姉」
5人の目の前には、荒れ果てた砂漠が広々と広がっていた
銀「てめぇが舵折ったせいだぞ！」
坂「昔の事は忘れたぜよ。男は前だけを見て生きていくもんよ」
銀「すっとぼけんなぁ！この毛玉！！」
新「暑いから言い争わないで下さいよ！」
『神楽、大丈夫か？』
神「大丈夫アルよ、傘があれば平気ネ」
そう言いながら立って歩き始める神楽
神「でも、喉乾いたからあっちの川で水飲んで来るネ。ランカ姉にも汲んできてあげるヨ」
そう言って歩く方には、砂漠しかない
新「川ってどこぉ！？」
『神楽！その川渡るんじゃねぇぞ！』
新八が慌てて神楽を引き止め、銀時達の方に呼びかけた
坂本を離した銀時は神楽に話しかけるが
目が座っているのを見ると神楽を背中に背負い込んだ
銀「しゃーねぇ、あっちの川で水飲ませてくるわ」
新「ってお前も見えてんのかー！？」
『おいおい、天パもダウンか…』
フラフラと銀時に近づく坂本と
呆れたように近づくランカ
銀「おいおい、お花畑もあるぞ。ランカちゃんがナース服で笑顔でこっちに手を振ってるぞ」
坂「あ、ランカちゃんじゃ。結婚してくれ〜」
新「揃いも揃ってダメ人間か！！」
『…殴れば取り敢えずその不愉快な妄想は消えるのか？銀時…』
ランカが拳を握りしめたその時
大きな船がこちらへと着陸したのだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 424人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もりこ - こちらでは初コメントです。今更新されてることを知りました！この作品大好きです！夢主ちゃんがかっこよすぎです！これからも更新頑張って下さい！ (2018年8月23日 11時) (
レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 千佳華さん» コメントありがとうございます！夢主さんはイケメン女性を強くイメージしてるのでそう思って頂けると最高に嬉しいです！これからもどうぞお楽しみくださいまし！ (2018年8月21日 21時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
千佳華(プロフ) - 夢主ちゃんイケメンかよ！...と思わず叫んでしまうくらい夢主の性格好きです。 (2018年8月20日 2時) (レス) id: 6ba1c8129e (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - もりこさん» コメントありがとうございます！本日更新させて頂きますのでどうぞお楽しみくださいまし！ (2018年8月19日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ゆめさん» コメントありがとうございます！ドMさっちゃんがドS黒死蝶に落ちないハズがなかったです！ (2018年8月19日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カナタ
| 作成日時：2018年2月8日 23時
