【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part2

その3 ページ21

銀「なんで俺がモテねぇの知ってんだァァァァァァァァ！！」

「「あぁぁ！パンツぅぅぅ！」」

パンツを引きちぎった事で少し落ち着いたのか、銀時はランカに向き直る

銀「いやぁ…でも、まぁまだランカに被害が行ってなくて良かったぜ…」

『………』

新「ランカさん…？」



少しだけ、ランカは黙り込むと

近藤の懐を指さした


『…勲…それ、俺のなんだ…返してくれ』


その瞬間、パンツ争奪戦が始まったと同時に

ふんどし仮面の極刑が男達の中で確定したのだったー



場所は代わり、お妙達の道場

そこでふんどし仮面を捕まえる作戦を考える事となった

司会は若干目を血走らせた銀時である

メンバーは万事屋とお妙

そして真選組の1部で何故かテンションが高かった

真選組が手伝ってくれるのは、土方にも施しパンツが贈られたからだ

沖田がパンツを見せた瞬間、それに斬りかかった土方

少しセクシーな青い下着はバラバラに散る

土「許さねぇ…！！」

それにドン引く新八


しかし、次の一言で場は固まるのだった




『…十四郎、今お前が切りちぎったパンツ…アレも俺のなんだが…』

土「…は…」

「「「「「えぇぇぇぇぇ！！？」」」」」

沖「ランカさん！？下着泥棒にやられたんですかぃ！？」

『あぁ…さっき勲も俺のを持っていたな…俺の下着は真選組に回されてんのか…？』

取られた下着は、この前お妙と共に買ったばかりのものなので

心情的にダメージは少なかったが

銀時はそれを聞き目をひん剥く

銀「なんでだぁぁぁぁ！どうせ渡すならランカのをくれよぉぉぉぉ！ニコチンマヨなんて切り刻んだじゃん！！」

土「ばっか野郎！俺だってランカのだって知ってりゃ…！！」

沖「流石むっつりスケベ、そんなんだからモテない男認定されるんでさぁ。死んでください土方さん」

近「…(俺、まださっきの返してないの黙っておこう…)」


泣き喚く男達に、ランカは疲れたように溜息を零すのだったー









銀「女だらけのふんどし仮面を捕まえろ！だーいさーくせーん！」

仕切り直しだという事で、タイトルコールが変わる

今回はお妙とランカ協力の元、囮作戦をする事になった

ちなみに、ランカが囮になるのは嫌だとごねた銀時には…

『お妙だけに恥をかかせるわけにはいかないだろ？俺はまだお前が俺の下着把握してた事許してねぇからな』

絶対零度の笑顔を向け銀時は黙り込んだのだった

その4→←その2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す