その2 ページ50
『…』
奥へ奥へと進み、ある扉の前で声をかけられる
「お姉さん、そこから先は関係者以外立ち入り禁止だよ」
「そーそー。フロアで楽しく飲んでなよ…なんなら、一緒に飲むか?」
犬の様な天人と
いかにも宇宙人っぽい天人に声をかけられる
『…天人か…いよいよきな臭くなって来たな』
向かい合い、刀に変形させようとした時
犬のような天人はニヤリと笑う
「いいのか?俺らに取り敢えずついてくるなら、連れの銀髪とチャイナ娘と…眼鏡か?は見なかったことにしてやるよ」
『!…最初から見てたのはお前らか』
この店に入った時から、視線を感じていたランカ
それは目の前の天人達だった
『…俺がそれを信じるとでも?』
「…イイねぇ、気の強い女は好きだぜ」
『勝手に吠えてろ。俺が自分であいつらを助ける』
そう言って、一歩前に出ようとすると
天人の1人はニタリと笑う
「そりゃあ、無理だ」
『何だと…!!?』
天人の背後を見たその時
虚ろな目をして歩いていく新八と神楽が
ランカは思わず声を荒らげて二人を呼んだ
『新八!神楽!!』
一瞬、焦ったその時
ランカは隙をみせてしまった
「お姉さんも少し眠っててもらうよ」
「こんな美人ならいい金になるぜ!」
『しまっー』
布で口元を覆われた瞬間
ランカは眠るように意識を失うのだったー
その少しあとに、トイレで探していた娘と出会い
件の問題の元に出会うことにもなってしまった銀時
蛇絡と呼ばれる天人は娘の返り血をひたすら洗い流していた
銀「おいハム子ォ。お前、男は男でも…エラいのに引っかかってたんだな」
蛇絡は刀を抜くと、銀時に突きつける
蛇「パパっと殺って帰るぞ。夕方から見てェドラマの再放送があんだ」
銀「俺もだ、ランカちゃんと見ようって約束してんだったわ」
そう言って、二人はお互いを睨み合うのだったー
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時