第十一訓 べちゃべちゃした団子なんてなぁ 団子じゃねぇバカヤロー ページ45
銀「愛だァ?夢だァ?若い自分に必要なのはそんなあまっちょろいもんじゃねぇんだよ。そう…カルシウムだ。カルシウムさえとっときゃすべて上手くいくんだよ」
真面目な顔をして左手にイチゴ牛乳を握る銀時
ランカは隣で呆れたようにそれを見つめる
銀「受験戦争、親との確執、気になるあの子…カルシウムとっときゃ全て上手く…」
新「いくわけねーだろ!!幾らカルシウムとってたってなぁ!車に轢かれりゃそりゃ骨も折れるわ!」
ここは病院内
先日の1件で新八だけが骨を折る大怪我をし
3人はお見舞いに来ていたのだ
銀「俺も轢かれたけどピンピンしてるだろ?毎日コイツ飲んでるお陰だよ。ランカみたいないい女嫁に出来るのもこいつのお陰だから」
新「イチゴ牛乳しか飲めねぇ上にランカさん嫁に出来ない現実から目ぇ逸らしてる癖に偉そうにしてんじゃねぇよ!」
『甘いだけの野郎はゴメンだ、銀時』
神「サラッと振られてるネ、銀ちゃん」
銀「んだコラァァ!コーヒー牛乳も飲めるぞ!あと神楽ちゃん!?俺振られてねぇから!」
看「やかましいわ!」
騒がしい2人にベテラン看護師がキレる
今まさにデットオアアライブな患者が隣で寝ているらしく、流石に静かになった。
もう長くはなく、遊び人だったせいか誰1人家族が来ていないその姿を
ランカはただ静かに見つめていた
その肩を銀時がそっと抱き寄せる
銀「…俺、ランカを置いてもいかねぇし置いてかれるのも嫌だからな」
『!…お前らしいな』
銀「まっ、普通は人間死ぬときゃ1人だよ」
万事屋の仕事もあるし、と立ち上がる銀時
その時、隣の爺がいきなり起き上がった
爺「今…万事屋って言った?…それ何?何でも…して…くれんの…?」
銀時がランカを守る様に立ち塞がり
ランカは背中に神楽と新八を押しとどめた
銀「いや、何でもって言っても死者の蘇生は無理よ!」
『とりあえず止まれ!今すぐ死にたいのか!?』
そして、爺は手を振りあげたー
シャラン
綺麗な音が空間に響く
目の前には綺麗な簪が
爺「こ、これ…こいつの持ち主探してくれんか…?」
その言葉に
4人は目を丸くして固まるのだったー
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時