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その2 ページ46

「団子屋"かんざし"?知らねーなそんなもん」

ところ変わってとある団子屋

そこで聞き込みをする銀時とランカ

銀時は団子を食べながらだったが…

『昔、この辺にあったって聞いたんだが…』

「ダメだ。俺ァ三日以上前の事は思い出せねぇからな。それよりランカちゃんデートしてくれねぇ?」

銀「おいコラクソ爺、なにランカ口説いてんだ。そのかんざしで奉公してた"綾乃"って女を探してんだ。まぁ50年も前の話だから今はババアだろうけどな」

「ダメだ。俺ァ40以上の女に興味はねぇからな。それより銀時お前たまってるツケ払ってけよ」

『銀時…?』

銀「払うから怒んないで!」


呆れたように溜息を吐き出すランカだったー






あの後、神楽と定春と合流した2人は

最終手段として定春の鼻を頼る事にした

銀「おーい、流石に無理だろコレ。50年も経ってんだ、匂いなんて残ってるかよ」

神「分かんないアルヨ。綾乃さん体臭キツかったかもしれないアル」

銀「ばっか、別嬪さんってのは理屈抜きでいい匂いがするものなの。ランカがいい例だろ?」

『俺、臭うのか?』

神「いい匂いネ!お日様の優しい匂いがするネ!」

銀「少しだけ爽やかな感じもするな」

そう言って、ランカを引き寄せると

肩口に顔を押し付け匂いを嗅ぐ銀時に

ランカは思いっきり頭を叩くのだったー




『独特な体臭の可能性に賭けるしかねぇな』

銀「それはそれでアリかも…完璧な女よりは燃える…ランカちゃんも口悪いけど完璧美女だからね」

『半ニートの天パに批評されたかねぇんだが』

神「ランカ姉がどんなんでも私は好きヨ!」

『有難うな、神楽』

銀「ランカちゃんの優しさが欲しい…!」


なんて話していると、定春が万事屋に戻ってきていたのに気がつく3人

銀「おいおい、散歩気分かバカヤロー!」

『…まて、銀時』


定春は、一階の扉をバンバンと叩く

銀「…おい、まさか…」

『…あの人、幾つなんだ…』






登「なんだよ、家賃払いに来たのかぃ?」

煙草を蒸しながら話すお登勢に

銀時と神楽は引き攣り笑いを浮かべながら

お互い顔を見合わせる

ランカだけはあぁ…とどこか納得していた


銀「綾乃ってつらじゃねぇもんな」

登「なんで私の本名知ってんだぃ?」

その言葉に二人はとうとう黙り込んだのだった

その3→←第十一訓 べちゃべちゃした団子なんてなぁ 団子じゃねぇバカヤロー



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設定タグ:銀魂 , 原作沿い , 最強夢主   
作品ジャンル:恋愛
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
- カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時

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