【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part 1

第五訓 ジジイになってもアダ名で呼び会える友達を作れ ページ20

銀「俺が以前から買いだめていた大量のチョコとランカが作ってくれてたガトーショコラが姿を消した。食べた奴は正直に手ェ挙げろ。今なら3/4殺しで許してやる」

新「3/4って殆ど死んでんじゃないスか、っていうかアンタいい加減にしないとホント糖尿になりますよ」

『銀時、お前チョコが無いからガトーショコラ作って欲しいって言ってなかったか…？』

神「またも狙われた大使館、連続爆破テロ凶行続く…」

ダラダラと鼻血を垂れ流す神楽

３人はその神楽に釘付けになる

神「物騒な世の中アルな〜、私怖いよ、パピー、マミー」

『…神楽、コレで拭け』

神「ありがとネ、ランカ姉！」

ランカに渡されたティッシュで鼻血を拭う神楽

銀時はそんな神楽の頬を強く掴みあげる

銀「怖いのはオメーだよ、幸せそーに鼻血たらしやがって。美味かったか、俺のチョコとランカの愛情たっぷりガトーショコラは？」

神「チョコ食べて鼻血なんてそんなベタな〜」

『神楽、俺の作ったガトーショコラ美味しかった？』

神「最高だったネ！」

ランカが優しく笑うと即座に答える神楽

銀時はブチ切れる

銀「テメーじゃねーかぁぁぁぁ！！」

新「落ち着けよアンタ！」

朝から騒がしい万事屋に、突如大きな音が響き渡る

4人は外へと出ると下で事故が起きたようだ

銀「事故か…」

『！お登勢さんが！』

4人が降りる前に切れたお登勢が店から出てくる

登「ワレェェェェェ！！人の店に何してくれとんじゃァァ！！死ぬ覚悟できてんだろーな！」

『…大丈夫そうだな』

「す、スンマセン…昨日からあんまり寝てなかったもんで…」

登「よっしゃ、今永遠に眠らしたらァァ！」

新「お登勢さん！ケガ人相手にそんな！」

ランカは事故を起こした男にしゃがみ込む

『…怪我してんな、神楽。救急車呼んでくれ』

神「救急車ぁぁぁぁ！！」

道端で思い切り叫ぶ神楽

銀「誰がそんな原始的な呼び方しろっつったよ」

散らばった手紙から相手は飛脚だという事が分かる

そして何やら絶対に届けなくてはいけない小包だけを押し付けられ気絶された4人は
それぞれ顔を見合わせるのだったー



銀時達に荷物を任せ、ランカは簡易的だがお登勢のスナックの出入口を修理した

登「流石何でもこなすねぇ」

『俺の職場の一つでもあるからな。休業されると困るんだ』

登「にしても、アンタが着いていかないって言ったら銀時の奴ゴネまくって女々しいったらなかったね」

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