その4 ページ19
キャサリンは警察に連れていかれる
お登勢、ランカ、銀時は橋に並んで話をしていた
ちなみに、神楽はキャサリンの取った盗品を身にまといちゃっかり強奪しようとして新八に止められていた
銀「仕事をくれてやった恩を仇で返すたァよぉ、仁義を解さない奴ってのは男も女も醜いねェ、ババア」
登「家賃を同居人の女に払ってもらって人ん家の2階に住みついてる奴は醜くないのかぃ?」
銀「ババア、人間なんてみんな醜い生き物さ」
登「言ってる事メチャクチャだよアンタ!」
『銀時…』
ランカは呆れたように頭を抱える
しかし、その顔は笑っていた
登「まぁ、いいさ。今日は世話んなったからね。今月の家賃くらいはチャラにしてやるよ」
銀「マジでか?ありがとうババア。再来月には必ず払うから」
登「何さりげなく来月すっとばしてんだい!」
怒鳴るお登勢にランカは楽しそうに笑う
『銀時、次はちゃんと払えねぇんなら…お前の好物を減らして材料費やら何やらを家賃に回すしかねぇよな?』
銀「来月は払います」
ペコー!と頭を下げてお登勢に言う銀時
お登勢は何だかんだ万事屋を纏め上げるのはランカなんだとしみじみ感じたのであったー
帰り道、銀時はランカの頬に手を添え瞳を見る
『なんだ?』
銀「…俺、ランカの瞳も好きだからさ…護れなくて、悪い…」
『そんなか弱い女になった覚えはねぇよ…だが、心配されんのは悪くねぇな…』
ランカは銀時の頭を少しだけ背伸びしてくしゃりと撫でる
『俺も、お前の瞳の色好きだぞ。キラめいた時は宝石みたいだからな』
銀「ーっ!///…結婚してください…」
『却下…だがまぁ…お登勢さんを守ったご褒美はやろう』
そう言って銀時の右手をそっと握りしめる
銀「へ…///」
『よう分からんが、手を繋ぎたかったんだろ?帰るまでだか叶えてやるよ』
そういって機嫌よく少しだけ前を歩くランカ
銀時は赤くなる顔を今更ながらに隠した
銀「…イケメン過ぎ…好き…」
『なんか言ったかー?』
その後、それを見た神楽が私も!とランカの右手を掴んで
仲良く万事屋へ帰るのだったー
第五訓 ジジイになってもアダ名で呼び会える友達を作れ→←その3
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時