第二訓 ペットは飼い主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう ページ11
歌舞伎町にある団子屋
そこで朝の配達が終わるとランカは給料を渡される
「はい、今月も助かったよ〜」
『いえいえ、臨時の時はまた呼んでくださいね』
「ランカちゃんがいてくれると売上がうなぎ登りだからほんとに助かるわ〜！これ、持ってって！」
そう言って何人前かお団子を持たされる
たまの臨時でランカは団子屋で客引きや配達もバイトをしていた
『有難う、じゃあまた』
そしてランカは少しだけ駆け足で万事屋へと戻るのであったー
一方、新八はそろそろ慣れつつある銀時とお登勢との言い争いに溜息を吐き出した
新「果たして、この男について行っていいものやら…ちょっと、あんたらいい加減に…」
『新八？』
ふと、背後からカツン…と音がして
新八は後ろを振り返る
そこには朝から眩しすぎる女神が立っていた
新「あ…おはようございます！ランカさん」
『あぁ…おはよう。またお登勢さんと揉めてるのか…あのアホ天パは…』
新八にはもう一つ謎があった
この目も覚める美女がなぜあの男の隣にいるのかという事だ
半月ここで働けば内情もわかった
万事屋の家計を支えていたのは彼女だった
夜はスナックお登勢の手伝いをしながら
客と飲み比べをして現金を巻き上げたり
空いた時間をたまに団子屋のパートをしてお金と甘味を持ち帰ってくれる
銀時の食事もランカが作っているし
新八の給料もランカが支払ってくれる
少しドSで口が悪いがいい人だと言うことが分かる新八は
もうこの人について行った方がいいのでは…？とまで考えるようになった
その時ー
『っ新八！危ない』
新「へー」
新八が前を見た瞬間
背負い投げでお登勢に階段から落とされる銀時と目が合い
下敷きにされるのであったー
貰ったお団子をお茶請けにランカはお茶を入れると新八と向かい合うように座る
新「今月の僕の給料ちゃんと出るんでしょーね？頼みますよ、僕家だって家計キツイんすから」
『安心しろ、お前の給料は俺が確保してある。』
新「もう僕ランカさんについて行こうかな…」
銀時は空を見つめポツリ呟く
銀「腎臓ってよぉ…二つあるのなんか邪魔じゃない？」
新「売らんぞぉぉぉ！何恐ろしい事考えてんだ！」
『なんなら俺が腹カッ捌いてやろうか？銀時』
銀「あ、ゴメンナサイ」
何だかんだランカも怒ってないわけではないのだ
銀時は素知らぬふりでテレビを付けるが
写りが悪いのか数回叩いて漸く映る
『買い替え時か…ふぅ…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 732人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください！ (9月28日 17時) (
レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです！夢主のキャラ好き！ (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね！更新を楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です！コメント返信ありがとうございます！更新再開お疲れ様です！ (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カナタ
| 作成日時：2017年8月31日 1時
