その4 ページ7
男はそれに怒りお妙を殴ろうとしてー
その手は銀時に止められる
お妙の目の前にはお妙を庇うように立ち塞がるランカの姿があった
銀「そのくらいにしとけよ。ゴリラに育てられたとはいえ女だぞ」
『なんならお前のキノコを刈り取ってやろうか?』
銀時達の登場に焦りながらもお妙を遊 郭に誘う男
新八の断りも虚しく
お妙は自分が身売りすることで道場を守る事を決め男達と出ていこうとする
それを新八が必死に止める
新「ーっ姉上!どうして…!?」
妙「ー確かに、こんな道場護ったって苦しいだけ…でもねぇ…私、捨てるのも苦しいのよ…同じ苦しいなら…私はそれを護るために苦しみたいの」
そういったお妙は、寂しそうに笑っていた
『ー』
そしてお妙は連れられていくのだったー
その後、新八は家で刀の素振りをしながら
姉に対しての愚痴を吐き出す
銀時はランカと共に本格的なケーキを作っていた
新「アンタらまだいたんですか!?つーかなに他人の家で本格的なクッキングに挑戦してんの!?」
銀「いやー、俺定期的に甘いもんとランカ摂取しないと駄目なんだわ」
『俺はビタミン剤じゃねぇぞ?銀時』
新「ケーキより手軽なもん作ればいいし、ランカさんに至っては真意が伝わってないっすよ!」
その後も少し言い争う2人を見ずに
ランカは少しだけ考えるように俯くと
決意したように顔を上げて
銀時の着物の裾をつかむ
『銀時、俺もちょっと行ってくる』
銀「へ?何処へ?」
『ノーパンしゃぶしゃぶ天国』
新「え…」
銀「…はぁぁぁぁ!!?え、なんで!?」
動揺する2人を他所にランカはあのお妙を思い出す
『…彼女のあの顔は強い女の顔だ。俺は強い女の味方でね…あの顔が曇るのは黙って見てられねぇよ。それに…』
自分には、出来ないあの顔をしたあの女性を
『…彼女ともう少し、話がしたくなった』
エプロンを外すとさっさとその場から離れたランカなのだったー
『…まだ、出航前で良かった』
そろり、と中へ入るランカ
戦争経験者でもある彼女にとって
気配を消すことくらい造作もなかった
『えーと…お妙は…ここか』
話し声が聞こえる部屋へと向かう
妙「っきゃぁぁぁぁぁ!!」
お妙の悲鳴が聞こえて
ランカは急いでその部屋へと向かうのだったー
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時