その4 ページ2
テレビには、ある殺害事件のニュースがやっており
銀時の好きなアナウンサー、結野アナがリポーターを務めていた
その事件は、からくり家政婦の製作者の博士が
何者かに殺害されるという事件で
目撃情報や証言を元に、犯人は助手を務めていたからくり家政婦、芙蓉だと報道される
そのからくりの顔は、まさしく
今銀時達の目の前にいるたまだったのだ
殺された林博士
その秘書を務めていたからくりの型番とたまの型番は同じだと、目を覚ましたたま本人から告げられる
大方の記憶を失っているせいか
からくりにしてはかなりのポンコツ具合に怒る銀時
ランカに出されたお茶を飲んで落ち着くと
たまは近くのからくり技師に会いたいと言う
予備の記憶媒体があるため、そのロックを外せば記憶が蘇るかもと説明すると
神楽は源外の元へ持っていこうというが
新八はそれで殺人を本当に犯していたらどうする？と不安になる
銀時とランカはどうしようか…と天井を見上げると
万事屋のチャイムが部屋に響いた
「すいませーん！奉行所の物ですが」
3人ほどの影に、ランカは目を細める
その間にも慌てて窓から捨てようとする銀時
しかし、たまは髪を銀時の腕に巻きつけて離れない
銀時が隠す間に、応対しようとする新八を
立ち上がったランカが止める
『やめとけ、新八…相手側から、2人。生きてるやつの気配がしねぇんだよ』
新「え…まさか」
た「はい、相手は役人どころかー」
そして、破壊される玄関
現れたのは、二体のからくりと1人の人間
た「人間じゃありません」
その瞬間、銀時達は万事屋から脱出するのだった
原付に銀時、新八
定春の上にランカ、神楽を乗せて離れる万事屋
銀時の腕には相変わらずたまが引っ付いていた
銀「おーい！俺達を巻き込む気か？俺の腕はランカちゃんと絡み合う為にあってお前に絡まれる筋合い無いんだわ！」
た「…返事がない、ただの屍のようだ」
銀「ザオリク！」
地面にたまの顔面を擦り付ける銀時
取り敢えず、からくり技師の所にまでは連れて行って欲しいというたま
そして、後ろからはピンクの髪のメイドさんが物凄い勢いで追いかけて攻撃してくる
なんとかそれを避けつつ広い道に出たものの
目の前には大勢のからくり家政婦が待ち構えていた
銀「このままじゃ、メイドさんに冥土に送られるって事だ…」
『ああも多いとぎゃくに困るな…』
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霧雨咲夜@暇人(プロフ) - めっちゃ面白いですね！最高です！！！ (2020年7月28日 19時) (
レス) id: 79b86d400c (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - キタキタ！！最高です！！これからも楽しみにしてます！！ (2020年7月5日 8時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
一寸先はダーク - やったァァァァァァ！！更新だー！！！有難う御座います！やっぱ文才凄いですね！ (2020年6月7日 8時) (レス) id: 771b180e53 (このIDを非表示/違反報告)
一寸先はダーク - これ凄いいいですね！！もう、大好きです！急にちょっと病んだり、甘えたり、もう、何か最高です！！！！！！更新無理せず、頑張って下さい！応援してます！ (2020年5月30日 7時) (レス) id: 94fd455da1 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - やったー！待ってました！ついに決戦の幕があがるのですか！万事屋まじ大好きです！ (2020年5月25日 0時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2019年11月14日 22時
