第五十七訓 無くした物を探すときはその日の行動をさかのぼれ ページ9
依頼のないいつも通りの万事屋に
珍しい来客が現れた
快援隊副艦長 陸奥
どうやら先日商いの取引をしたのだが
金も積み荷にも何者かに盗まれてしまったそうなのだ
お茶を準備したランカは
話を聞いて眉を顰める
『…きな臭いねぇ…』
陸「姐さんには、手間掛けさせるんじゃが。宜しく頼むきに」
『分かった。銀時』
こうして、陸奥からの依頼を受けた万事屋は
まずアホの坂本のふぐりを蹴っ飛ばしに向かうのだった
新「坂本さんの居場所、分かるんですか？」
『予想はつくな』
銀「ランカの所に来ねぇって事は、あそこしかねぇからな」
新八が、快援隊の隊長らしく責任を感じて情報集めをしているんじゃ！…と希望に満ち溢れた言葉を言うのを
ランカは困ったように笑って流していた
なぜなら、坂本が居たのは
"すまいる"だったからだ
おりょうという娘にうつつを抜かして
ふぐりを蹴られていた坂本を見下ろす4人
『相変わらず頭カラだな』
銀「俺が蹴るまでも無かったな」
坂「ランカ！？これは浮気じゃなか！寂しくてつい〜」
神「なに浮気人の常套句ランカ姉に使ってるアルか！！」
神楽にぶん殴られ、坂本を連れた4人は
すまいるを後にするのだったー
銀時を相変わらず金時と呼び
ランカには浮気じゃないんだ！と弁明を繰り返す坂本を思わずぶん殴りそうになる銀時
すんでのところでランカがそれを止める
『銀時、取り敢えずは仕事が先だ。毛玉の処理は後からいくらでもできるだろ』
銀「…ランカちゃんが言うなら…」
坂「流石ランカ、優しいのぅ！」
新「流しかけてますけど、坂本さん後で始末される運命ですからね？」
取り敢えず、5人は喫茶店へ入り話を聞くことにするのだった
坂「乾電池ぃ？知らんのぅ」
陸奥に依頼された話をしたが、全く覚えていないのか首をかしげる坂本に
またもやキレる銀時
『はぁ…こりゃ最初に戻りそうだな…銀時。取り敢えず明日青木商会に会いに行くか』
銀「そうしかねぇな…」
『辰馬。大人しく着いてくるなら…今度デートしてやろう』
坂「ほんまか！？ワシランカの下僕になるぜよ！！」
銀「何羨ましい約束してんだ！！」
新「話が進まないから黙っててください！」
醜い男達の争いに
神楽は呆れたように溜息を吐き出すのだったー
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蒼月 - うん、好き(真顔) いろんな原作沿いの作品読んでるけどこの作品が一番好きです！と言うか、作者様の書く夢主ちゃんイケメンすぎる…！長くなりましたが、無理のない範囲で更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年11月2日 19時) (
レス) id: 7a59223088 (このIDを非表示/違反報告)
ハム - やっぱり銀魂の夢主が一番好きです！ (2019年10月26日 22時) (レス) id: efb4a37c89 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - アニメ揃いだと主人公が付け足しのような異質になってしまう難しさがあるのに、この作品は主人公がちゃんと溶けこんでて皆と生きてる！って感じですごく好きです！まだ見ぬキャラ達とこれからどうからんでいくか楽しみにしています！お体に気をつけて書いて下さい！ (2019年10月21日 15時) (レス) id: 9db86c2f04 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - いよいよ大詰めですね！これからも楽しみにしてます！ (2019年10月7日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 紅桜編来たああああ！！ありがとうございます！！ (2019年8月30日 8時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2019年5月31日 23時
