第六十八訓 渡る世間はオバケばかり ページ45
茹だるような暑い夏の空の下
暑さに項垂れる3人を見つめながら
ランカもふう…と汗を拭いジャスタウェイ風鈴を見つめる
『…あれ、そういや…今日お祭りがあったな』
そこで、漸く町内会の落さんから呼ばれていたことを思い出した4人は
夕方になり漸く集合場所のお寺へと向かったのだったー
約束の時間にも来なかった銀時達を怒るのは
落ち武者のオバケの仮装をした落さん
毎年やっている肝試し大会の取締役なのだ
落「もういい!やる気の無い奴は帰れっ!今年は僕1人でやる!」
銀「すいませんでしたー、じゃっ」
銀時の挨拶で踵を返す4人
あっさり帰ろうとする4人を慌てて引き止めることになるのだった
スイカを食べる3人とその側で立つランカ
落は4人にこの大会の重要性を話す
毎年、事故がないように行うことに誇りを持っているのか
銀時達が打ち合わせに来なかった事を不安に思っているようだ
肝試しにくる客なんて、テンション上がりボルテージは最高潮な人ばかりだから
何が起こるか分からないと言う落
銀「大丈夫ッスよ、俺のボルテージは下がりっぱなしだから。ランカちゃんとお祭りデート行けなかったからね〜。それ見りゃ子供達のはしゃいでた気持ちもいつしか沈んでいきますよ」
落「そんな肝試し嫌だから!盛り上がらないから!」
新「まっ、僕らに任せておいて下さい!ね、ランカさん!」
『ん?お、おう…?』
神「ランカ姉はこっちアル!」
神楽に連れられ、4人は衣装に着替えるのだったー
「「「『よし、じゃあ行くか!』」」」
着替えた4人は、世界観も設定もバラバラだった
しかも、4人の手にはそれぞれ武器が握られていた
落「おいー!?悲鳴じゃなくて断末魔の叫び声上げさせる気!?」
ジェイソンの仮面をつけて、チェーンソーをブンブン言わせる銀時に詰め寄る落
落「君たち、肝試しに行ってないよね!?肝取りに行ってるよね!?」
銀「これくらいやんねぇと、今のスレたガキはビビンねぇすよ」
落「怪我とか事故とか出したくないんだって!」
銀「本当に怖いもの…それはねぇ、人間の心です」
落「お前の価値観とか知りたくもねぇよ!」
包丁を持った、ツナギの服を着た神楽が前に出てくる
神「私は、ちゃんとお化けアルヨー。カグリーナは殺人鬼の魂が人形に乗り移ったって設定なんだヨー」
落「知らねえよそんな設定!包丁持った家なき子にしか見えねぇよ!」
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蒼月 - うん、好き(真顔) いろんな原作沿いの作品読んでるけどこの作品が一番好きです!と言うか、作者様の書く夢主ちゃんイケメンすぎる…!長くなりましたが、無理のない範囲で更新頑張って下さい!応援してます! (2019年11月2日 19時) (レス) id: 7a59223088 (このIDを非表示/違反報告)
ハム - やっぱり銀魂の夢主が一番好きです! (2019年10月26日 22時) (レス) id: efb4a37c89 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - アニメ揃いだと主人公が付け足しのような異質になってしまう難しさがあるのに、この作品は主人公がちゃんと溶けこんでて皆と生きてる!って感じですごく好きです!まだ見ぬキャラ達とこれからどうからんでいくか楽しみにしています!お体に気をつけて書いて下さい! (2019年10月21日 15時) (レス) id: 9db86c2f04 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - いよいよ大詰めですね!これからも楽しみにしてます! (2019年10月7日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 紅桜編来たああああ!!ありがとうございます!! (2019年8月30日 8時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年5月31日 23時