第六十七訓 走り続けてこそ人生 他 ページ41
『今回は、二本立てだ。まあゆるく楽しんでくれや』
銀「そいじゃ、スタートっ!!」
〜走り続けてこそ人生〜
団子屋のバトルから数日
今日は真選組でのバイトをこなして終わったところだった
『終わったぞ、十四郎』
土「おう、ランカ。いつも有難うな」
『仕事だから当然だ。そろそろ帰るとするかな』
送ろうかと立ち上がる土方
そこへ現れるのは沖田だ
沖「ランカさん、俺今から見回り行くんでさぁ。ついでで良けりゃ乗せてきますぜ」
『総悟、良いのか?』
沖「勿論、見回りデートしましょうや」
土「仕事だろうが!」
『ふふ…じゃあ、お言葉に甘えようかな』
そう言って、見回りついでに送られることとなるのだった
運転手は別の人間がいる為、後ろの座席に沖田とランカが座る
すると、無線で暴走しているスクーターが有ると連絡され
たまたま近くにいた沖田達が
その暴走車に注意して隣につけるとー
銀時と、見知らぬ女性がニケツして走っていた
沖「アレ?旦那じゃねぇか。何やってんだい?デートかい?俺もデートなんでさぁ」
銀「オメェか。俺ちょっと参ってんだ、助け…」
『銀時?何してんだお前』
ひょこっ、沖田の隣から顔を出すランカに
銀時の目は見開かれる
銀「…え?ランカちゃんこそなんでそこに?つーか、今沖田くんデートって…」
『仕事帰りに送ってもらってるんだよ』
沖「そうそう、ここいらで飛脚を使った爆破事件が流行ってるらしいでさぁ。何もしらねぇ飛脚に爆弾を運ばせて、大使館だ何だと狙う悪どいやり方でねぇ…ま、旦那も気をつけてくだせぇや。ランカさんは責任持って俺が守りますんで」
『気をつけてな』
そう言って、アッサリ立ち去るランカ達
銀時は追いかけたい衝動をなんとか抑えつつ
最後の荷物を確認するのだったー
家に送り届けられたランカ
沖田も車から降りて見送る
沖「旦那、浮気してましたねぇ」
『浮気?銀時は独身だろ?』
沖「違いまさぁ。ランカさんみたいな別嬪侍らせといて、走り屋の娘とデートなんて偉い身分ですぜ」
沖田の言葉に、ランカは楽しそうに笑う
『あいつの周りは、いつだって賑やかなのさ』
沖「………寂しくなったら、いつでも俺んとこ来て下さいね。ランカさん」
そう言って、立ち去る沖田を
ランカは見えなくなるまで見つめるのだったー
その後、銀時が爆発して入院したと知らせが来て
お見舞いセット片手に病院へ行く事になるランカなのだったー
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蒼月 - うん、好き(真顔) いろんな原作沿いの作品読んでるけどこの作品が一番好きです!と言うか、作者様の書く夢主ちゃんイケメンすぎる…!長くなりましたが、無理のない範囲で更新頑張って下さい!応援してます! (2019年11月2日 19時) (レス) id: 7a59223088 (このIDを非表示/違反報告)
ハム - やっぱり銀魂の夢主が一番好きです! (2019年10月26日 22時) (レス) id: efb4a37c89 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - アニメ揃いだと主人公が付け足しのような異質になってしまう難しさがあるのに、この作品は主人公がちゃんと溶けこんでて皆と生きてる!って感じですごく好きです!まだ見ぬキャラ達とこれからどうからんでいくか楽しみにしています!お体に気をつけて書いて下さい! (2019年10月21日 15時) (レス) id: 9db86c2f04 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - いよいよ大詰めですね!これからも楽しみにしてます! (2019年10月7日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 紅桜編来たああああ!!ありがとうございます!! (2019年8月30日 8時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年5月31日 23時