【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part5

その3 ページ24

猿「ふっ、甘いわね！こんな罠で、私の銀さんとランカさんへの愛が折れるとでも思った？お妙さん。裏を返せば裏を返せば、これは貴女が私を恐れてるって事でしょう？銀さんとランカさんを取られるかもって思っているわけでしょう？そうよ、そういう事よ。ポジティブよ、ポジティブな事だけを考えるのよさっちゃん！この状況で一瞬でもネガティブな事を考えてみなさっちゃん！あのメガネの二の舞さっちゃん！…ランカさんが血まみれの私を汚そうな目で見てくれるのなら落ちるのもアリかもしれないわね」


山「ここにもバカが居たよ！つーかなんでどいつもこいつもランカさん言い訳に落ちようとするんだよ！？」

思わずツッこむ山崎

猿「その声は銀さん！！助けに来てくれたのね！あぁごめんなさい、私銀さんを看病しようと忍び込んだらこんなことにぃぃ〜」

山「ちげぇよバカ！メガネ取れたら耳まで遠くなんのか？」

猿「あぁ！やっぱり銀さん！私を喜ばせるそのサドッぷりは銀さんとランカさんだけだもの！私は騙されないゾー！！」

山「何だこの落とし穴に落ちるバカは人を腹立たせるバカばかりか！？」

両方から言われたい放題の山崎は
結局穴に落ちたバカ2人を助けることになるのだったー








穴から助けて、現状を説明する山崎

近「なにぃ！？万事屋の野朗が１つ屋根の下、ランカさんとお妙さんと寝泊まりしてるだとう！？」

山「どこに食いついてるんですか！調査！万事屋の旦那を調査しにきたの！」

近「フザケンナよ！そんなさ、だってさ、ずるいよ！俺なんか2人ともにアタックしてるのに竹槍ルームで寝てる的な！あいつランカさんと同居してんだろお妙さんもとか欲張りか！バリューランチ気取りか！？」

山「だめだよコレ。全然聞いてないし後半意味わかんねーし」

ヘコむ近藤を鼻で笑うさっちゃん

ストーカーの風上にも置けないというのだ

猿「この世界にその人が存在するだけで感謝しなさいよ。私は銀さんとランカさんの間に子供がいるって言われた時も平気だったわ。むしろ…興奮したわ！」

近「さっきから人をストーカー、ストーカーとあんたと一緒にしないでくれるか！俺はね、人より恋愛の仕方が不器用でしつこくて、陰湿で、ランカさんに至っては拗らせてるだけだ！」

山「それがストーカーです」

さっちゃんと近藤の押し問答が続き
呆れ果てる山崎

3人が一触即発のその時
ランカを姫抱きした銀時が現れる

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