【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part5

その3 ページ3

銀「ややこしい事この上ねぇよな〜、ランカちゃん」

新「…アレ？ランカさんどこ行きました？」

神「銀ちゃん一緒に居たんじゃないの？」


その言葉に、万事屋一行は固まる


「「「ランカ(さん)(姉)！！？」」」









街を歩く狂死郎
その隣にはランカが立っていた

狂「！貴女…」

『色男が1人でそんな憂いた顔で歩いてちゃ、女狐に食い物にされちまうぜ？』

狂「…」

『行くんだろ？弾除けくらいにはなってやるよ』

狂「…女性を喜ばせるのが、ホストの役目なんですよ。傷付ける事じゃない」

『おいおい、今は俺はあんたの所のホストだぜ？野暮な事言うんじゃねぇよ』

ランカの台詞に

狂死郎は少しだけ笑うのだった





約束の場所へ現れた狂死郎とランカ

高い所から見下ろす勝男とその部下

そして目隠し、耳隠しされ拘束された母ちゃんがその場所にいた


狂死郎の正体を知る勝男は
そこまでして隠す理由が分からないと問う

狂死郎は今更全てを捨てた自分が息子だなんて言えないと嘆くように下を向く

勝男に大金を渡して、覚悟を示す狂死郎

勝男はその心意気に目を見開く

ランカも、狂死郎の芯の強さに黙って成り行きを見守っていた

そして、ふと見知った気配が近づくのに気が付いて
力を込めようと握っていた腕輪を緩め
口角を少しだけ上げるのだった



金を受け取ろうとしたその時
どこからか飛んだ木刀が金の入ったケースを弾き飛ばす

そしていきなりライトが照らされ
皆眩しそうに目を細めながらそちらを見る



銀「そんなやつらに金なんてやる必要ねぇよ！その分、母ちゃんに美味いもん食わせてやりな」

そして、ランカをチラリとみやる

銀「待たせたね、ベイビー☆」

『遅すぎるわ、ダーリン』

ランカも木刀に変えると
2人はチンピラを次々と倒して行ったー



無茶苦茶なやり方に勝男は冷や汗を流す

そうして母ちゃんも奪還され、銀時が木刀で勝男をぶん殴る


チンピラは、兄貴がやられた仇と立ち向かおうとするが

勝男はそれを止める

勝「ほっときほっとき…こんな連中相手にしとったら、なんぼ命と金があっても足らん…それに、この件から手ぇ引いてもオジキに言い訳がたつ」

髪の毛を七三に整えながらそう答える勝男に納得行かなそうなチンピラ

「けど…！」

勝「溝鼠にも溝鼠のルールがあるっちゅうこっちゃ」

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