匂い ページ3
同窓会の帰り
夜遅いから送ってくよ
と言われ、男友達に送ってもらった
日付が変わるころ
家に着いた
ありがと、とお礼を言い玄関を開ける
ｶﾞﾁｬ
扉が開いたと同時に目に入ったのは
仁王立ちする彼の姿
低めの身長で細い体なのに
とてつもないオーラを放っている
「遅い」
普段からは想像もつかない低い声
謝る隙もなく、寝室へと腕を引っ張られる
どこにそんな力があるのだろうか
抵抗出来ずについていけば
ベッドに投げ出される
そして上に彼が乗る
「男に送られて来るとか聞いてない」
『…ごめんね、』
『夜遅いから送ってくって言われたから…』
はぁ、と溜め息を吐く彼
「なんも、されてない？」
さっきよりは暗くない声色に安心しつつ
『されてないよ』
と言えば、首筋に顔を埋めてから
嘘だ… と呟いた
「おとこの匂いする」
犬か、
とツッコミたくなるが我慢しておいた
同じ空間にいたんだから匂いくらい
つくよな…なんて考えていれば
唐突に服を脱がされそうになる
『え、ちょ、まっ、てっ…』
とっさに服を掴めば不機嫌そうな彼
「おとこの匂いするAやだ」
「おれの匂いにしてあげる」
なんて言いい出すから
「わかったから、お風呂だけ入らせて！」
と叫べば
「ん、じゃあ一緒に入ろっか」
怪しげな笑みを浮かべていた
もう逃げられないことを悟る
結局2人でお風呂に入った
当たり前のように襲われて
ベッドでも第2ラウンドが始まった
いつもより激しかったけど
優しさはあって愛されてるなと感じた
______朝
腰に痛みが走る…
機嫌が直って気分の良い彼を
悪意を込めて見つめてやる
「おはよぉ」
と満面の笑みで言われてしまえば
何でも良くなってしまう私は彼に溺れてる
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莉衣 消えます(プロフ) - そうですよね…また６人の笑い声やトークが聞ける事を祈ります。 (2022年3月16日 6時) (
レス) @page20 id: 95d545f96a (このIDを非表示/違反報告)
ミーアキャット - とても、いい作品ですね！これからも読ませてもらいます！ (2022年2月12日 7時) (レス) id: f630968584 (このIDを非表示/違反報告)
みる - うぐいすのしっぽさん» コメントまでありがとうございます！私もうぐいすさんの作品大好きです！もちろんうぐいすさんも！！お互い更新頑張りましょ〜！！ (2022年2月8日 22時) (レス) id: fb09151678 (このIDを非表示/違反報告)
みる - めるる��さん» ありがとうございます！今後も更新頑張りますのでお付き合い頂けると嬉しいです！ (2022年2月8日 22時) (レス) id: fb09151678 (このIDを非表示/違反報告)
みる - ぱるふぇさん» リクエストありがとうございました！応援もありがとうございます！更新頑張ります！！ (2022年2月8日 22時) (レス) id: fb09151678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みる | 作成日時：2021年7月12日 0時
