マフィアの吸血鬼はドーナツ至上主義【文スト】

吸血鬼８ ページ9

「自 殺」

『疲れた』

「タップダンス」

『凄く疲れた』

「たんこぶ」

『ぶっちゃけ凄く疲れた』



「疲れたのは分かったから何か他の云って呉れ給え」


『全く…注文の多い太宰じゃのう』



「タキシード」

『ドーナツ』

「吊り籠」

『ゴールデンチョコレート』

「飛び魚」

『オールドファッション』



「“ん”が付いたからAの負けー」


『うわあーー！負けてしもうたわー！！(棒)』


「お前ら三徹明けできついのは解るが壊れんな！！」



嗚呼…仕事の量が多過ぎじゃブラックか此処は。


そうかそう云えばブラックじゃったの…



『何故こんなにやってもやっても減らんのじゃー』


「何故私が三徹もしないといけないのかー」


『太宰は今迄に溜め込んでた分じゃろが』



太宰は何時もサボっとるから自業自得じゃな。



「そうか部下の出来が悪いからか」


『おい聞け！』



太宰の部下も大変じゃの。


全力で同情するわ。



『しかし…儂等が徹夜明けで仕事しとる此の間も、オウガイは

ドレスを手に駆け回っていると考えるとマフィア辞めたくなるな。』


「やめろ、其れを云ったらお終いだ」

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