不良時々極甘【橙】【stxxx】

▽ ページ11

ーPM21:30

やばい……ドキドキが止まらない…

彼氏が出来た気分ってこんな感じなんだ…

あんなにイケメンで…優しくて…

えっt(ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…(セルフ効果音)

「!?」

誰だろう、?

『イズさん』

ﾋﾟｯ(セルフ効果音)

「もしもし…?」

(イ「ﾈｷｨｲｲｲ!!今すぐ兄貴ん家きてくださいっっ…お願いっすっ…!!」

なんかいつもより必死だよ、!?

何かあったのかな、!?

「で、でもこんな時間ですよ…!?」

(ィ「俺もう命ないんすよぉぉ」

「は、はいっ…!!」

少し荷物を持ち、こっそり出ようとする。

(母「お、家出か?」

ネタよ?(((

「違うよ…お母さんwちょっと彼氏に会ってくるだけだよ」

実はお母さん、昔ちょっと危ない人だったみたい。

(母「彼氏ぃー！？おめでとー！！行ってらー!!」

靴まで揃えて用意してくれる。

いいお母さんもったな…

「行ってきます」

ーー

マンションの入口まで行くと、イズさんが息を切らしてこちらに走ってくる。

(イ「兄貴が…怒ってるんスよ…」

「怒ってる、!?」

(イ「とにかく行ってくださいっす!」

「は、はいっ……」

ーー

息をすってはく……(定期)

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…(セルフ効果音)

ｶﾞﾁｬ(セ(諦め))

待ってましたと言わんばかりにジェルさんが出てくる。

ｸﾞｲｯ(セルフ)

「わわっ…!!」

一瞬で部屋に連れて行かれ、キスをされる。

(ジ「…寂しかった」

兎かな!?可愛いっ…!?

「ご、ごめんなさい…勉強が詰まっちゃって…」

(ジ「…お疲れ」

無造作にヨシヨシされる。

「あ、ありがとうございます…」

素直に嬉しくてたまらない。

(ジ「我儘言っても……ええ?」

「? いいですけど…」

(ジ「…Aの手料理食いたい」

「!?」

出来ないことはないけど…予想と760度違った。

「いいですよ!?」

ー

快くキッチンに連れていってくれる。

袖を捲り、手を洗う。

…何作ろう

早速詰まる。

ジェルさんが監視カメラ並に見てくる。

が、が、頑張るものっ!!

冷蔵庫に手をつけて、料理スタート。

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