不良時々極甘【橙】【stxxx】

▽ ページ23

Aさんside


ー

「ぅ……?」

(「よう…起きたか、?」

「痛い…」

靴で顎クイをされる。

(「こいつが橙河の女……あいつが好きそうには見えないな」

なっ…失礼な……

でも…仮に本当だったら…私…遊ばれてるってこと、?

それはそれで…ちょっとショック…

「ここ…どこですか」

(「瑞浪」

あ…そこはすんなりと…

ｸﾞｲｯ(セルフ)

「!?」

(「へぇ…いい身体してんじゃねえか…あいつが来るまでお楽しみとするか…」

「離してください…！！」

最初から抵抗したらダメだから…弱く…

(「ｱｧ? いい度胸してんなぁ……？」

「痛っ…!?」

そんな強引に触る……？

(「抵抗しないな？もっと触んぞ？」

「うっ…やめてっ！！！」

怖くなり思いっきり突き放してしまう。

ｶﾞﾝｯ(セルフ)

「あっ…」

すぐそこにあった棚にぶつかる男の人。

…やっちった…

(「俺をこんな目にあわせるなんて…キレたわ…」

「ひっ…」

怖い…

(「女だからって容赦しねぇからな？」

「いやっ…」

殴られそうになった瞬間、横から誰かが飛び出してくる。

(ミ「Aに…手を出すな…」

ほぼ顔面にくらった筈なのに…立ってる…

「駄目ですっ…私が悪いから…退けてくださいっ…」

(ミ「馬鹿野郎！！お前の顔に傷がついたら兄貴が悲しむに決まってんだろ！！」

…ミズさん…

(「用済みは黙ってろ」

(ミ「ｸﾞｧｯ……」

壁に打ち付けられ、頭から血を流している。

「ミズさんっっ！！！！」

どうしよう…私のせいで…

誰か…助けて……

(「よし…次はこっちだな」

私に標的を変えてくる。

…ミズさんのようになってもおかしくはない。

覚悟をして目を瞑った瞬間、大きな鉄拳がとんでくる。

「ぐっ……」

頭に痛みが響き渡り意識が朦朧とする。

耐えないと…ミズさんの為にも…

(「おぉ…w粘るなぁw ならもっと強くしても大丈夫だよなぁ…?w」

「…あなたは……こんなことをして…楽しいとでも思ってるの…?」

(「そう思ってるからやってんだろ?」

怒りをかったのか、前よりも重い鉄拳がとんでくる。

「っ…」

目が…回って…

耳がキーンとして……

もう…









死ぬのかな

▽→←▽

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す