蜂楽 廻の可愛がり日記。

月が綺麗な夜だから ページ36

「日がくれてきたねー」

『あっという間だった』

「だねぇ」


暇すぎて、Aと公園でサッカーして遊んでたら日がくれた。
Aは相変わらずの運動神経で俺を楽しませてくれた♪
俺の動きについて来れなくてほぼ棒立ち状態だったのも、キーパーでもないしスローインでもないのに急に手ぇ使い出したのも、ボール蹴りそこなって転けたのも腹抱えて笑った！
Aがめちゃくちゃルールで来るから、俺も俺のルールでやり返したけどね♪

ほんと、Aは見てて飽きない♪
サッカーとAは、死ぬまで絶対好きでいるだろうなぁ



「ねぇねぇ、コンビニ寄って帰ろ？」

『しゅわしゅわ？』

「それもある。でも今日は目的がちがうのです！」

『えー？なにー？…お菓子とか？』

「おぉー！ほぼ正解！」


コンビニまでの道のり、Aと今日の目的について話しながら歩いてた

そう、今日は炭酸水がオマケで、別に目的があるんだよねぇ♪


「今日はね、ポテトチップスが目的なのです！」

『ぽてち？』

「そ！新作のやつでね、サッカー選手のカードが付いてるやつなんだ♪」

『あぁ、むかしよくめぐが集めてたやつ！』

「そうそう♪だから、それを買いに行きます！
むかしはよく売ってたんだけど、最近全然見当たらなかったから、販売終了したのかと思ったけど、また売ってるって知ってさ♪」

『めぐがお菓子とか珍しいって思ったけど、そういう事か』

「そうそう！」

『好きなのでるといいねぇ』



ディエゴとか、ネイマールとか、メッシ、ロナウドとかは持ってるけど、
ヴィニシウスとか欲しいよね、欧州サッカー界における現代最高のドリブラー♪

すげー奴はみんな好きだし尊敬だってしてる。俺のサッカー人生には欠かせない。
毎日毎日ニュースとか試合見るたびにすげー奴がでて来てワクワクする
俺も混ざりたい、試合したい、そいつからのパスが欲しい、そいつにパスしたい、そいつらに俺の思考(パス)を受け取って欲しい、そんな気持ちが溢れてくる
夢の中ではパスもらえないけど、いつか絶対パスもらうんだ♪



「誰が出るか、楽しみだなぁ♪」



















『あるかな？』

「あ、あった！」


コンビニについて、真っ先にお菓子売り場に行った。
いつも真っ先に行くのは炭酸水が置いてあるとこだから、一瞬迷子になりかけたけど、何とか見つけて、目的の物も見つけた。


『じゃあ、それと炭酸水だね』

「うん！」

『よしよし、』

「え？」

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